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2023年度第28回研究大会
日 程:2023年7月1日(土)・2日(日)
場 所:東京大学駒場キャンパス・オンライン(Zoom)
◆1日目(7月1日(土))
開会挨拶 8時55分~9時00分 檜山幸夫(東アジア近代史学会会長)
自由論題報告 9時00分~11時50分(1人報告25分・質疑5分)
司会:鈴木楠緒子(文部科学省)
戦間期の日本外務省における組織改革と国際機構−人事構造と「連盟派」の再検討−
番定賢治(東京大学・アジア歴史資料センター)
戦前期外務省による中国専門外交官の養成計画
−中国在勤外交官をめぐる問題とその是正−
中村凌太郎(立命館大学・院)
新四国借款団交渉における満蒙除外問題の再々検討
−熊本史雄氏と久保田裕次氏の最新成果を踏まえて−
中谷直司(帝京大学)
司会:久保田裕次(国士舘大学)
「対支文化事業」をめぐる日中関係
−「日中文化協定」改廃交渉(1929-1931年)を事例に−
金子聖仁(東京大学・院)
満洲事変直前の在満日本人社会と満蒙鉄道問題
金子豊(京都大学・院)
休憩・昼食 11時50分〜13時00分
歴史資料セッション「戦争関連資料の収集・保存・公開−国民の共有すべき歴史的文化遺産をどう残すのか−」
13時00分~16時35分
司会:東山京子(中京大学)・島田大輔(日本学術振興会)
趣旨説明 東山京子(中京大学)
展示品の向こう側にあるもの−資料を未来につなぐために−
加藤和俊(名古屋市秀吉清正記念館)
「銃後」の記憶と「もの資料」−民衆と地域を伝える試み−
本康宏史(金沢星稜大学)
前橋空襲・復興資料館−戦争の記憶を風化させないために−
手島仁(群馬地域学研究所)
休 憩 15時20分~15時35分
討 論 15時35分~16時35分
総 会(対面・オンライン併用) 17時00分~17時40分
自由論題報告 9時20分~10時25分(1人報告25分・質疑5分)
司会:佐々木雄一(明治学院大学)
東三省の建省改制からみた清末新政期の中央と省との関係
閻立(大阪経済大学)
辛亥革命以前の孫文における「中国」に対する認識の変遷
呉舒平(京都大学)
大会シンポジウム「東アジア近代史における「ロシア」という存在」10時30分~16時40分
司会:醍醐龍馬(小樽商科大学)・櫻井良樹(麗澤大学)
趣旨説明 醍醐龍馬(小樽商科大学)
19世紀中葉ロシア帝国対清外交における宣教師の役割
畔柳千明(日本学術振興会)
大韓帝国期の韓露関係
森万佑子(東京女子大学)
休憩・昼食 12時00分~13時00分
中国国民政府の対ソ認識およびその政策決定におけるソ連要因
鹿錫俊(大東文化大学)
北満鉄道讓渡協定(1935)と1930年代ソ連の東アジア戦略
藤本健太朗(北海道大学)
日中戦争以後の日本外交におけるソ連要因‐冷戦初期までを視野に入れて
武田知己(大東文化大学)
コメンテーター:左近幸村(九州大学)、佐々木雄一(明治学院大学)
全体討論 15時40分〜16時40分
閉会挨拶 16時40分~16時50分 檜山幸夫(東アジア近代史学会会長)
2022年度第27回研究大会
日 程:2022年7月2日(土)・3日(日)
場 所:早稲田大学早稲田キャンパス
共 催:早稲田大学 地域・地域間研究機構東アジア国際関係研究所
◆1日目(7月2日(土))
開会挨拶 10時~10時10分 檜山幸夫(東アジア近代史学会会長)
自由論題報告 10時10分~11時55分(1人報告25分・質疑5~10分)
司会:高江洲昌哉(神奈川大学)
日本統治下台湾における伝染病予防体制――「伝染病予防法」の適用過程と「自治的」体制への転換
鈴木哲造(中京大学)
北京政府の鉄道差別運賃をめぐる対列強外交――九ヵ国条約との関連を中心に
宮脇雄太(慶應義塾大学・院)
日本の中国国民党「西南派」認識の変遷過程とその帰結 1933-1936
金子貴純(アジア歴史資料センター、大東文化大学・院)
休憩・昼食 11時55分~12時50分
歴史資料セッション「私蔵資料と歴史研究――「発見」から保存・活用へ」
12時50分~16時55分
司会:長谷川怜(皇學館大学)・島田大輔(日本学術振興会)
趣旨説明 長谷川怜
自宅で保管する史料の整理と寄贈――旧子爵水野家の史料を事例として
水野節子(刈谷市歴史博物館)
学習院大学史料館所蔵の旧華族家史料活用の取り組み
梅田優歩(学習院大学PD研究員)
休 憩 14時20分~14時30分
個人文書の寄贈・整理と地域資源としての活用について――沖縄を事例として
川島 淳(沖縄国際大学)
自由民権運動研究の進展と「内藤魯一関係文書」――研究者の旧蔵史料と再発見
中元崇智(中京大学)
休 憩 15時50分~16時
討論・総括 16時~16時50分
総会(対面・オンライン併用) 17時~17時40分
◆2日目(7月3日(日))
大会シンポジウム「1920年代の東アジアにおける多様な世界像――第一次世界大戦後の秩序観の対峙・相克・共鳴」
10時30分~16時45分
司会:午前の部=古結諒子(名古屋工業大学)、午後の部=新田龍希(早稲田大学)
趣旨説明 川島 真(東京大学)
集団安全保障の時代?――第一次世界大戦後の国際秩序と日本外交
樋口真魚(成蹊大学)
新秩序の中の日本外務省――国際連盟と東アジア問題の関連に注目して
渡邉公太(帝京大学)
休憩・昼食 12時~13時
“鋪軌”(rule maker)か“接軌(rule taker)”か――中国国民党・中国共産党の世界観
深町英夫(中央大学)
台湾農村における技術の時代――移転・利用・流用
都留俊太郎(京都大学)
1920年代朝鮮における女子中等教育の「拡充」と女子生徒の「活動」
崔 誠姫(大阪産業大学)
休 憩 15時~15時15分
総合討論 15時15分~16時45分 司会:川島 真、古結諒子、新田龍希
ディスカッサント:熊本史雄(駒澤大学)、高光佳絵(千葉大学)、三ツ井崇(東京大学)
閉会挨拶 16時45分~16時50分 檜山幸夫
2021年度第26回研究大会
日 程:2021年7月3日(土)・4日(日)
場 所:リモート開催
開会挨拶 11 時~11 時 05 分 檜山幸夫氏(東アジア近代史学会会長) 自由論題報告(1) 11 時 05 分~12 時 15 分(1 人報告 25 分・質疑 5~10 分)
司会: 佐々木雄一氏(明治学院大学) 日露協定(1896)に対する朝鮮の対応 李穂枝氏(東海大学)
日露戦中・戦後における日本の海洋進出―毛皮獣保護政策を中心に―
高橋亮一氏(國學院大學・院、日本学術振興会) 歴史資料セッション「保存公開資料と歴史研究者の役割」 13 時~16 時 55 分
趣旨説明 13 時~13 時 10 分 岩壁義光氏(法政大学) 売られ散逸した私文書の来歴とその行方―太田宇之助および宮村三郎旧蔵史料を中心に―
島田大輔氏(日本学術振興会)
台湾協会所蔵資料に関連して 河原功氏(台湾協会)
舞鶴引揚記念館所蔵資料のユネスコ世界記憶遺産への登録について
黒沢文貴氏(東京女子大学) コメント(ペーパー読み上げ) 15 時 50 分~16 時 10 分
熊本史雄氏(駒澤大学) 討論・総括 16 時 10 分~16 時 55 分 司会:岩壁義光氏 ◆2日目(7月4日(日))
自由論題報告(2) 11 時~12 時 10 分(1 人報告 25 分・質疑 5~10 分)
司会: 高江洲昌哉氏(神奈川大学) グンサンノルブ王の改革と親露知識人―清末モンゴル近代化をめぐる対立の構図―
ボルジギン・ブレン(布日額)氏(北海道大学・院)
日中戦争における日本軍の「徴発」に関する研究―日本軍兵士が書いた日記を素材に―
張煜氏(中国・南通大学) 大会シンポジウム「大戦間期の東アジアにおけるメディア」 13 時~17 時 30 分 趣旨説明 島田大輔氏(日本学術振興会)
「始政記念日=体育デー」のメディア・イベント―抵抗にもとづく動員への参加―
趙相宇氏(立命館大学)
中国語新聞『泰東日報』にある対“大連”・対“日本”―第一次大戦直後の思考とディスクールを考える―
橋本雄一氏(東京外国語大学)
日中YWCAの交流と葛藤―『女青年』『女子青年界』の記事を中心として―
石川照子氏(大妻女子大学)
大戦間期における外地言論空間の多層化―文官総督時代の台湾と新興メディア―
谷川舜氏(早稲田大学・院) コメント 16 時~16 時 30 分
有山輝雄氏(元東京経済大学)・武藤秀太郎氏(新潟大学) 総合討論 16 時 35 分~17 時 30 分 司会:片山慶隆氏(関西外国語大学) 閉会挨拶 17 時 30 分~17 時 35 分 檜山幸夫氏(東アジア近代史学会会長)
2020年度第25回研究大会
日 程:2020年10月3日(土)・4日(日)
場 所:リモート開催
シンポジウム「スポーツと東アジア―国家/帝国、国民/民衆―」
1日目:10月3日(土)
開会あいさつ 10時 檜山 幸夫(東アジア近代史学会会長・中京大学)
●自由論題報告(1) 10時05分~11時50分(1人発表25分・質疑応答5分) 司会 高江洲 昌哉(神奈川大学)
濱口内閣の権力統合原理と拓務省廃止構想 十河 和貴(立命館大学・院)
戦後日本における経済統制と復興―制限付き民間貿易の再開を中心に― 毛利 拓臣(駒澤大学・院)
メコン河開発をめぐる日本政府の立場―佐藤内閣の東南アジア外交に関する考察―
范 艶芬(京都大学・院)
●歴史資料セッション「歴史資料としての近代宗教関係文書―保存と活用の実現に向けて―」
13時~16時30分
趣旨説明 長谷川 怜(皇學館大学)
仏教寺院が保管する史料の研究資源化―水野梅暁と藤井靜宣関係史料を中心に― 広中 一成(愛知大学)
教団史と戦後歴史学―新宗教・大本を事例として― 永岡 崇(駒澤大学)
『橿原神宮史』編纂事業と所蔵史料の活用 長谷川 怜(皇學館大学)
〈史料紹介〉五百羅漢寺における史料の保存・公開の取り組み(暫定) 堀 研心(天恩山五百羅漢寺)
総合討論 司会 岩壁 義光(法政大学)
2日目:10月4日(日)
●自由論題報告(2) 10時15分~12時(1人発表25分・質疑応答5分) 司会 佐々木 雄一(明治学院大学)
東アジア海域における領海制度の展開―日中韓漁業紛争(1906-1912)を事例として―
佐藤 良聖(東京大学・院)
日本統治下の台湾における植民地言論体制の創出―帝国言論空間の一類型として―
谷川 舜(早稲田大学・院)
引揚医師の資格認定問題―昭和21(1946)年勅令第42号の制定と引揚医師の救済措置―
鈴木 哲造(中京大学)
●シンポジウム「スポーツと東アジア―国家/帝国、国民/民衆―」 13時~17時20分
趣旨説明 檜山 幸夫(中京大学)
帝国日本の神社とスポーツ 藤田 大誠(國學院大學)
帝国日本のスポーツと民族の「融和」 金 誠(札幌大学)
劉長春と于希渭―中国と満洲国を代表した関東州生まれのアスリート― 高嶋 航(京都大学)
1964年東京オリンピックと東アジア―参加・名称・入国をめぐって― 冨田 幸祐(日本体育大学)
コメント 平山 昇(神奈川大学)・小野 容照(九州大学)
総合討論 司会 櫻井 良樹(麗澤大学)・青山 治世(亜細亜大学)
2019年度第24回研究大会
日 程:2019年7月6日(土)・7日(日)
場 所:学習院大学(目白キャンパス)南3号館2階201教室
第1日目:7月6日(土) 受付開始 10時 開会10時30分
●自由論題報告(1) 10時40分~11時40分(1人報告25分・質疑5分)
司会:柏木一朗氏(法政大学)
外地における「内地人」を対象とした徴兵制―台湾総督府を事例として―
長瀬大樹氏(中京大学・院)
北清事変における日本の「軍夫」と「輜重輸卒」
藤岡佑紀氏(明治大学・院)
●シンポジウム「第一次世界大戦後の東アジアと秩序の変容」(1日目) 13時~17時
趣旨説明 小池 求氏(亜細亜大学)・佐々木雄一氏(明治学院大学)
第Ⅰ部「知識人・運動の視点から」(1人報告35分・質疑5分)
戦間期における阪谷芳郎と岩永裕吉の認識変容―帝国主義と戦争違法化の狭間で―
高光佳絵氏(千葉大学)
第一次世界大戦後におけるアジア知識人の言論空間―在京台湾人留学生の執筆活動を通じて―
紀 旭峰氏(早稲田大学)
第一次世界大戦後のファン・ボイ・チャウの思想変化と新たなベトナム民族運動の勃興
今井昭夫氏(東京外国語大学)
コメント 小野寺史郎氏(埼玉大学)・小野容照氏(九州大学)
総合討論 16時~17時
◇総 会 17時~17時30分
◇懇親会 18時~20時(会場:北2号館10階大会議室)
第2日目:7月7日(日) 受付開始 10時
●自由論題報告(2) 10時30分~11時30分(1人報告25分・質疑5分)
司会:高江洲昌哉氏(神奈川大学)
帝国内航路をめぐる日英交渉―内地大連間航路を事例として―
吉田ますみ氏(広島修道大学)
1930年代の日中「経済提携」―日本側アクターの構想を中心に―
矢野真太郎氏(早稲田大学・院)
●シンポジウム「第一次世界大戦後の東アジアと秩序の変容」(2日目) 12時30分~17時
第Ⅱ部「国家・統治の視点から」(1人報告35分・質疑5分)
国際主義といかに向き合うか―文明国標準の変質と日本外交―
酒井一臣氏(九州産業大学)
「武断」と「文化」の狭間にあるもの―朝鮮総督府の「文化政治」を再考する―
永島広紀氏(九州大学)
中国の市場・貿易を通じて見る第一次世界大戦前後の変容と連続性
木越義則氏(名古屋大学)
多義化する「新外交」―東アジアにおけるウィルソン主義と国際連盟観の対立―
帶谷俊輔氏(日本学術振興会)
コメント 麻田雅文氏(岩手大学)・川島 真氏(東京大学)
総合討論 16時~17時
2018年度第23回研究大会
・日 程:2018年6月16日(土)~17日(日)
・場 所:国士舘大学世田谷キャンパス メイプルセンチュリーホール1階大教室
第1日目:6月16日(土) 9時30分受付開始 10時00分開会
●自由論題報告(10時10分~14時10分)(1人発表25分 質疑5分)
明治後期における京釜鉄道株式会社重役の渡韓について
韓相一氏(九州大学大学院生)
植民地期朝鮮における郷土芸術の振興と農村娯楽 ―「農楽」の公演を中心に―
武藤優氏(九州大学韓国研究センター学術協力研究員)
大正期政党政治と審議会 ―政策立案をめぐる政党と内閣―
前川友太氏(駒澤大学大学院生)
北京政府との不平等条約改正交渉に臨む日本政府の姿勢
―日本人の居留地外進出の実態をふまえて―
渡辺千尋氏(日本学術振興会特別研究員)
1914~1918年における対露武器供給問題を通してみた日本の対外政策と東アジア
エドワルド・バールィシェフ氏(筑波大学)
戦間期日本のコンブ業とコンブ貿易 ―グローバルヒストリーのなかのコンブ―
神長英輔氏(新潟国際情報大学)
●歴史資料セッション(14時20分~17時30分)
「歴史資料としての写真 ―『写真』からアーカイブズへの模索―」(1人発表45分 質疑5分)
趣旨説明 岩壁義光氏(法政大学)
歴史学から"写真学"へ ―写真資料の活用にむけて―
長谷川怜氏(愛知大学国際問題研究所客員研究員)
学習院に残る教材写真 ―白鳥庫吉の収集理由を探る―
長佐古美奈子氏(学習院大学史料館学芸員
写真記録の可能性 ―対話の前提を整えるために―
葦名ふみ氏(国立国会図書館司書)
総合討論 16時55分~17時30分
◇総 会 17時40分~18時15分
◇懇親会 18時30分~20時30分 (会場:国士舘大学34号館10階スカイラウンジ)
第2日目:6月17日(日) 9時30分受付開始 10時00分開会
●自由論題報告(10時00分~10時30分)(1人発表25分 質疑5分)
琉球問題をめぐる日清交渉と国際法
―日本インパクトと清国の国際法受容を中心にして―
張天恩氏(早稲田大学大学院生)
●大会シンポジウム(10時30分~16時45分)
「変動する東アジア世界のなかの明治維新 ―『適応と挑戦』の相互力学からの再検証―」
(1人 発表35分 質疑5分)
問題提起 高江洲昌哉氏(神奈川大学)
米・仏・蘭三ヶ国条約と「琉球処分」
岡部敏和氏(中央大学)
戊辰戦争前後の日露関係 ―雑居地樺太をめぐる植民競争―
醍醐龍馬氏(小樽商科大学)
明治初期の日本の国際環境を考える ―イギリス海軍巨文島占領事件を中心に―
鈴木悠氏(サントリー文化財団フェロー)
交隣修好と衛正斥邪のあいだ ―朝鮮政府の明治初期外交への姿勢転化を中心―
森万佑子氏(東京女子大学)
「日本の衝撃」と清の対外関係の模索と変容
青山治世氏(亜細亜大学)
コメント
横山伊徳氏(東京大学)・勝田政治氏(国士舘大学)
全体討論 15時45分~16時45分
2017年度第22回研究大会
・日 程:2017年6月17日(土)~18日(日)
・場 所:駒澤大学駒沢キャンパス 1号館204教室
第1日目:6月17日(土)
●自由論題報告(10時40分~14時10分)
明治三〇年代における民間企業の艦船輸出
賀申杰氏(東京大学大学院)
1920年代陸軍とジャーナリズムの対外観に関する一考察
-「アジア・モンロー主義」論を中心に- 曾寶滿氏(東京大学大学院)
学歴主義と学閥からみる台湾総督府医学系職員の人的構造 鈴木哲造氏(中京大学)
抗戦期中国における日本通記者の対日認識
-陳博生(中央通訊社日本特派員・総編輯)の軌跡- 島田大輔氏(立命館大学)
戦間期満洲でのエスペラント運動
-活動の展開とその実態をめぐって- 譚謎氏(九州大学大学院)
●歴史資料セッション(14時20分~17時10分)
「地の記憶―石に刻まれた歴史」(1人 発表30分 質疑5分)
・趣旨説明 岩壁義光氏(法政大学)
明治天皇の記念碑の現状と課題 打越孝明氏(明治神宮国際神道文化研究所)
明治記念碑の歴史的位置について 本康宏史氏(金沢星稜大学)
台湾における地の歴史と記念碑 東山京子氏(中京大学)
コメンテーター 檜山幸夫氏(中京大学)
◇総合討論 16時25分~17時10分
◇総 会 17時10分~17時40分
◇懇親会 18時00分~20時00分 (会場:駒澤大学深沢キャンパス 小ホール)
第2日目:6月18日(日)
●大会シンポジウム(10時30分~16時40分)
「第一次世界大戦下の東アジアと世界」(1人 発表35分 質疑5分)
◇問題提起 10時00分~10時10分 斎藤聖二氏(茨城キリスト教大学)
第一次世界大戦期の勝田主計―正貨問題・「日支親善」・戦後構想―
久保田裕次氏(京都大学)
中国の第一次世界大戦参戦と東アジア―外交と内政―
川島真氏(東京大学)
第一次世界大戦期の華工送出と威海衛統治問題
古泉達矢氏(金沢大学)
ヨーロッパから見た東アジアの第一次世界大戦―ドイツの視点を中心に―
大井知範氏(明治大学)
第一次世界大戦への米国参戦と東アジアの国際政治
中谷直司氏(三重大学)
第一次大戦前後における後藤新平の対露接近論とその手段の変遷 -元老擁立、シベリア出兵、対ソ国交樹立-
麻田雅文氏(岩手大学)
◇コメント・全体討論 15時30分~16時45分
コメンテーター 千葉功氏(学習院大学)
2016年度第21回研究大会
・日 程:2016年7月2日(土)~3日(日)
・場 所:國學院大学(渋谷)120周年記念1号館1103教室
◎第1日目:7月2日(土) 9時30分受付開始 10時00分開会
●自由論題報告(10時10分~14時10分)
満洲経営をいかに宣伝するか ―満蒙資源館の設置と満蒙学術調査団―
長谷川怜氏(千代田区立日比谷図書文化館)
イギリス東インド会社による広州貿易制度改編 ―1750年代の貿易実態分析から―
藤原敬士氏(日本大学)
日清戦争における新聞記者従軍許可手続 ―外国人新聞記者への対応を中心として―
渡邊桂子氏(早稲田大学大学院)
杉山茂丸と児玉神社 馬場宏恵氏(法政大学大学院)
組織論からみた東亜連盟運動 野村乙二朗氏(石原莞爾研究家)
同仁会と対華文化事業 ―1931年の中国大洪水への対応を中心に― 藤田賀久氏(多摩大学)
●ミニ・シンポジウム(14時20分~17時00分)
「第一次世界大戦期の諸問題」
二十一か条要求の原案・改訂案・成案 斎藤聖二氏(茨城キリスト教大学)
寺内正毅関係文書と第一次世界大戦研究 千葉功氏(学習院大学)
"Russia's Great Eurasian War and Revolution: The Mega-Project."
David Wolff氏(北海道大学)
◇総合討論 16時20分~17時00分
◇総 会 17時00分~17時40分
◇懇親会 18時00分~20時00分 (会場:有栖川宮記念ホール)
◎第2日目:7月3日(日) 10時00分受付開始 10時30分開会
●大会シンポジウム(10時30分~16時40分)
「近年における日清戦争に対する『歴史認識』をめぐって」
◇問題提起 10時30分~10時40分 檜山幸夫氏(中京大学)
◇午前の部 10時40分~12時05分
韓国における日清戦争期朝鮮史研究と特徴―冊封体制と現代韓国の視点から―
冊封体制と近代朝鮮外交 原田環氏(県立広島大学)
日清戦争の再発見:中国台頭が与える韓国の言説変化 木村幹氏(神戸大学)
コメンテーター 永島広紀氏(九州大学)
◇午後の部 13時00分~15時00分
中国における甲午戦争120年史研究の背景 川島真氏(東京大学)
台湾における甲午戦争の持つ意義の歩み 若松大祐氏(常葉大学)
日本における日清戦争研究の現段階 大谷正氏(専修大学)
◇コメント・全体討論 15時10分~16時40分
コメンテーター 大澤博明氏(熊本大学)、青山治世氏(亜細亜大学)
2015年度第20回研究大会
・日 程:2015年6月20日(土)~21日(日)
・場 所:東京女子大学(善福寺) 24号館(安井てつ記念ホール)
○第1日目:6月20日(土)9時受付開始 9時30分開始
●自由論題報告
・海軍の歴史編纂と『西南征討志』 鈴木隆春氏(独立行政法人国立公文書館)
・日清条約改正交渉の中での内地旅行問題 ―明治10年代の在留清国人を中心として―
趙国氏(早稲田大学大学院)
・帝国馬政の形成と植民地 ―台湾馬政計画(1936~1945年)を中心に―
岡崎滋樹氏(立命館大学大学院)
・邰爽秋と1930年代の念二運動 刁成林氏(立命館大学大学院)
●歴史資料セッション
「第2回 大学の保有する歴史資料の現状と課題」
◇趣旨説明 岩壁義光氏(法政大学)
◇報告
・桜圃寺内文庫と寺内正毅関係資料 伊藤幸司氏(九州大学)
・歴史資料の保存とデジタルアーカイヴ ~古典籍総合データベースを例として~
藤原秀之氏(早稲田大学)
・板澤蘭学資料の公開について 原京子氏(法政大学大学院)
・伊藤博文文書『秘書類纂』の公開 岩壁義光氏(法政大学)
◇総合討論
◇総 会
◇懇親会
○第2日目:6月21日(日)
●大会シンポジウム(10時00分~17時30分)
「『冊封・朝貢』体制再考― 近代東アジアの国際秩序をめぐる外交と言説」
◇趣旨説明 青山治世氏(亜細亜大学)
◇報告
・日本の東アジア秩序構想と清・朝宗属関係 大澤博明氏(熊本大学)
・開港期朝鮮の沿海漁業権をめぐる外交政策 酒井裕美氏(大阪大学)
・冊封と邦交の対峙―清朝・阮朝間における冊封儀礼に関する初歩的考察
望月直人氏(京都大学)
・モンゴル人民共和国における清朝・モンゴル関係 青木雅浩氏(早稲田大学)
・タイ史における朝貢をめぐる叙述 小泉順子氏(京都大学)
・「冊封・朝貢」の語られる場 茂木敏夫氏(東京女子大学)
◇コメント・全体討論
コメンテイター 岡本隆司氏(京都府立大学)、三谷博氏(跡見学園女子大学)
2014年度第19回研究大会
大会シンポジウムテーマ:第一次世界大戦と東アジア世界の変容 ― 第一次世界大戦勃発100年にあたって ―
歴史資料セッションテーマ:大学の保管する歴史資料の現状と課題
・日 程:2014年6月21日(土)~22日(日)
・場 所:麗澤大学 校舎かえで 1603教室
・主 催:東アジア近代史学会
6月21日(土)
・大会開会挨拶 東アジア近代史学会 井口和起 会長
・自由論題報告
1 「日華基本条約改訂決定に関する一考察」
報告者 李仁哲氏(筑波大学)
司 会 高江洲昌哉氏(神奈川大学)
2 「ソ連側から見た奉ソ紛争、1929年―ソ連邦初の対外戦争―」
報告者 麻田雅文氏(東北大学)
司 会 高江洲昌哉氏(神奈川大学)
3 「第一次世界大戦期における中国の帝制運動と日中政治外交」
報告者 楊海程氏(麗澤大学大学院修了)
司 会 斎藤聖二氏(茨城キリスト教大学)
4 「寺内正毅内閣期の対中国財政援助政策―外務省と援段政策―」
報告者 塚本英樹氏(法政大学大学院)
司 会 斎藤聖二氏
◎歴史資料セッション「大学の保管する歴史資料の現状と課題」
総合司会 檜山幸夫氏(中京大学)
・趣旨説明:岩壁義光氏(法政大学)
1 「学習院大学史料館の活動と課題」
報告者 長佐古美奈子氏(学習院大学)
2 「大学文書館所蔵資料の整理・公開をめぐる諸問題について」
報告者 石田雅春氏(広島大学)
3 「台湾統治関係資料情報の公開と課題」
報告者 東山京子氏(中京大学)
4 「お茶の水女子大学所蔵史料の整理・保管・公開に関する諸課題について」
報告者 小風秀雅氏(お茶の水女子大学)
・総合討論
・総 会
・懇親会
6月22日(日)
◎ 大会シンポジウム 「第一次世界大戦と東アジア世界の変容 ― 第一次世界大戦勃発100年にあたって ― 」
司会 斎藤聖二氏
趣旨説明
「第一次世界大戦と東アジア世界の変容 序論」
斎藤聖二氏
1 「対華二十一ヵ条要求とイギリス」
報告者 奈良岡聰智氏(京都大学)
2 「「青島」をめぐるドイツの東アジア政策 ―第一次世界大戦勃発から二十一ヵ条要求交渉まで―」
報告者 小池求氏(日本学術振興会特別研究員)
3 「日本のミクロネシア進出と太平洋の国際関係」
報告者 等松春夫氏(防衛大学校)
4 「対華二十一ヵ条要求と中国」
報告者 川島真氏(東京大学)
5 「第一次世界大戦の勃発と朝鮮独立運動 ―対華二十一ヵ条要求をめぐる二つの戦略―」
報告者 小野容照氏(京都大学)
・コメント
コメンテイター:千葉功氏(学習院大学)/高原秀介氏(京都産業大学)
・全体討論
司会:佐々木揚氏(東アジア近代史学会副会長)/黒沢文貴氏(東京女子大学)
2013年度第18回研究大会
大会シンポジウムテーマ:「境界」認識の変容と活用 ― 国境把握をめぐる知識の現在形 ―
歴史資料セッションテーマ:東アジア世界と実録編纂
共催:科学研究費・基盤研究(B)「近代帝王記録の叙述―東アジアにおける"実録"編纂との比較―」
(研究代表者:東京外国語大学A・A研教授 中見立夫)
・日 程:2013年6月15日(土)~16日(日)
・場 所:中央大学多摩キャンパス 3号館(文学部)3114教室(1~2階)
・主 催:東アジア近代史学会
・共 催:中央大学政策文化総合研究所
6月15日(土)
・大会開会挨拶 東アジア近代史学会 井口和起 会長
◎歴史資料セッション「東アジア世界と実録編纂」
総合司会 加藤直人氏(日本大学)
・趣旨説明・報告
総論:近代東アジアにおける実録の編纂と復刻事業
中見立夫氏(東京外国語大学A・A研)
1 二つの『高宗実録』― 李朝実録編纂と宮内省・李王職の相剋 ―
報告者 永島広紀氏(佐賀大学)
2 近代日本の実録編纂
報告者 岩壁義光氏(東京外国語大学A・A研究)
3 大南寔録をめぐって
報告者 嶋尾 稔氏(慶應義塾大学)
・コメント/全体討論
コメンテイター クリスチャン・ダニエルス氏(東京外国語大学A・A研)
・総 会
・懇親会
6月16日(日)
・自由論題報告
1 幕末の駐日外交官・領事館制度と商人領事問題」
鈴木 祥氏(中央大学大学院)
司 会 三谷 博氏(東京大学)
2 開港と長崎港警備体制の再構築 ― 政治的動向を中心に ―
吉岡誠也氏(中央大学大学院)
司 会 三谷 博氏(東京大学)
3 戦前日本女子教員の『満鮮視察旅行』
宋 安寧氏(神戸大学大学院修了)
司 会 大谷 正氏(専修大学)
・大会シンポジウム「『境界』認識の変容と活用 ― 国境把握をめぐる知識の現在形 ―」
司会 高江洲昌哉氏(神奈川大学)
趣旨説明 高江洲昌哉氏
1 多層化する朝鮮通信使 ― 対馬・厳原における<日韓交流>をめぐって ―
報告者 村上和弘氏(愛媛大学)
2 台湾東海岸における漁撈技術 ― 植民地経験・移動・境界 ―
報告者 西村一之氏(日本女子大学)
3 アホウドリと日本人の太平洋進出 ― 国境を越えて ―
報告者 平岡昭利氏(下関市立大学)
4 政治的に利用されてきた『内』と『外』― 分断民族モンゴルの境界認識との相克 ―
報告者 大野旭(楊海英)氏(静岡大学)
・コメント
コメンテイター 松井芳郎氏(名古屋大学名誉教授)、茂木敏夫氏(東京女子大学)
・全体討論
司会 櫻井良樹氏(麗澤大学)/高江洲昌哉氏
2012年度第17回研究大会
・大会シンポジウムテーマ:国境の多層性と明瞭化―19世紀東アジアの経験
・歴史資料セッションテー
・日 時:2012年6月16日(土)~17日(日)
・場 所:日本大学文理学部 百周年記念館国際会議場(世田谷キャンパス)
・共 催:平成24年度文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「東アジアにおける都市形成プロセスの統合的把握とそのデジタル化をめぐる研究」(研究代表者:日本大学文理学部教授 加藤直人)
6月16日(土)
・大会開会挨拶 井口和起 会長
・開催校挨拶 加藤直人 日本大学文理学部長
◎シンポジウム
・趣旨説明 高江洲昌哉 氏(神奈川大学)
・報告Ⅰ 司会 栗原純 氏(東京女子大学)
1 移動民のエコノミーと主権の転位-小笠原諸島をめぐる国境の形成過程-
報告者 石原俊 氏 (明治学院大学)
2 近世対馬沿岸の漁業と越境行為-朝鮮海密漁と対馬藩の西目挊規制-
報告者 木部和昭 氏 (山口大学)
3 19世紀後半の鴨緑江境界と越江朝鮮人-『江北日記』を通して-
報告者 秋月望 氏 (明治学院大学)
・報告Ⅱ 司会 千葉功 氏(学習院大学)
1 帝政期のロシア極東における「自由貿易」の意味
報告者 左近幸村 氏(早稲田大学)
2 19世紀の国境策定と先住民-樺太とアムール川流域における日中露のせめぎあいの中で-
報告者 佐々木史郎 氏(国立民族学博物館)
・コメント
1 中華民国史の視点から」
黄東蘭 氏(愛知県立大学)
2 東南アジア史の視点から
床呂郁哉 氏(東京外国語大学)
・全体討論
司会 櫻井良樹 氏(麗沢大学)/高江洲昌哉 氏
◎総会
◎懇親会
6月17日(日)
◎自由論題
1 懋勤殿開設案―伊藤博文顧問招聘策と戊戌政変―
宮古文尋 氏(上智大学大学院)
司 会 佐々木揚 氏(佐賀大学)
2 李鴻章の対日観―「日清修好条規」締結時を中心にして―
白春岩 氏(早稲田大学)
司 会 佐々木揚 氏(佐賀大学)
3 司法省における刑法編纂の契機とその背景
大庭裕介 氏(国士舘大学大学院)
司 会 大谷正 氏(専修大学)
◎歴史資料セッション
・司会/趣旨説明檜山幸夫 氏(中京大学)
1 激甚災害に対する自治体文書の被災状況と救助・復旧活動から見えてきた問題点
青木睦 氏(国文学研究資料館)
2 九・二一台湾中部大地震における文書史料の救助と修復及びその後の対策
東山京子 氏(中京大学)
3 五・一二中国四川大地震における文書修復とその後の対策
鄭永明 氏(重慶市檔案館)
・コメント:シルヴィオ・ヴィータ 氏(京都外国語大学)
・全体討論
2011年度第16回研究大会
・大会テーマ:「大規模災害と歴史資料」
・日 程 2011年6月18日(土)
・場 所 専修大学生田キャンパス10号館10101教室
◎大会開会挨拶
◎自由論題
1 台湾総督府による東亜書院の運営(1900-1909)
蔡 蕙光 氏(東京大学大学院科博士後期課程)
2 関東都督府と満蒙調査―関東都督府の官僚とその活動―
王鉄軍 氏(遼寧大学日本研究所准教授、国際日本文化研究センター外国人研究員)
3 有賀長雄の国家像と政治的立場―明治憲法制定前後―
松下佐知子 氏(四日市大学)
4 国民党・共産党政権の清明節をめぐる政治
周俊宇 氏(東京大学大学院博士後期課程)
5 清朝の対ベトナム「保護」―清仏戦争前、フランスの清越関係観の考察―
望月直人 氏(京都大学大学院博士後期課程、雲南大学人文学院高級進修生)
6 東洋史のなかの「東洋」概念―日中両国の東洋史教科書を通して―
黄東蘭 氏(愛知県立大学)
◎歴史資料セッション「大規模災害と歴史資料」
趣旨説明/司会 檜山幸夫 氏(中京大学)
1.国難・東日本大震災―歴史資料救援活動と対外発信―
小川千代子 氏(国際資料研究所)
2.地域社会の未来のため地域歴史遺産―阪神・淡路大震災の歴史資料保全活動から―
奥村弘 氏(神戸大学)
3.被災地における文書保存の活動
西村慎太郎 氏(国文学研究資料館)
4.地域の資料を守る人々―千葉と山形の経験―
佐藤正三郎 氏(野田市郷土博物館)
◎総 会
◎懇親会
2010年度第15回研究大会
・大会テーマ:「韓国併合再考―王朝体制の滅亡と日本―」
・日 程:2010年6月19日(土)~20日(日)
・場 所:国士舘大学梅ヶ丘キャンパス34号館B301教室
6月19日(土)
・大会開会挨拶 井口 和起 会長
◎ 自由論題報
1 1860年代初頭の中国における上海欽差大臣改編論議
報告者 上野 聖薫 氏(豊田大谷高等学校)
2 日清戦争前のイギリスの極東政策 1887-1893年―朝鮮問題を中心として―
報告者 小林 隆夫 氏(愛知学院大学)
3 日本統治初期台北の都市開発―土地収用政策を中心に―
報告者 新田 龍希 氏(東京大学・院)
4 日本統治下台湾における医師社会の階層的構造と学歴主義-台湾総督府医院勤務医人事を中心として-
報告者 鈴木 哲造 氏(台湾師範大学・院)
5 ロシア側から見た伊藤博文暗殺―日露関係の危機と克服―
報告者 麻田 雅文 氏(日本学術振興会特別研究員PD)
6 国民政府の対日戦後処理構想の政策決定過程-カイロ会談の準備を事例に
報告者 楊 子震 氏(筑波大学・院)
◎歴史資料セッション「日本における公文書の保存問題―公文書の私蔵化が語る日本的公文書の残り方―」
・趣旨説明/司会:岩壁 義光 氏(宮内庁書陵部)
1 近代日本の公文書管理の実態-内閣文書・外交文書・陸軍文書を事例に-
檜山 幸夫 氏(中京大学)
2 公文書の「扱い方」に見る政治文化-日本的統治のあり方をめぐって-
佐道 明広 氏(中京大学)
3 公開された日韓会談の記録について
藤井 賢二 氏(姫路市立姫路高等学校)
◎総会
◎懇親会
6月20日(日)
◎大会シンポジウム「韓国併合再考―王朝体制の滅亡と日本―」
・趣旨説明/司会:加藤 聖文 氏(国文学研究資料館)/永島 広紀 氏(佐賀大学)
第1部 近代日本と韓国の保護・併合
1 韓国併合と日本近代史研究
井口 和起 氏(京都府立大学)
2 併合と自治の間 ―伊藤博文の国際/韓国認識と保護政治
森山 茂徳 氏(首都大学東京)
第2部 「保護」される大韓帝国の自己認識
3 併合に至る時期の大韓帝国の政治状況-保護条約から併合条約にかけて-
原田 環 氏(広島県立大学)
4 韓国の保護・併合と日韓の領土認識
塚本 孝 氏(国立国会図書館)
第3部 大韓帝国皇帝から「李王」へ
5 「王公族」の創出と日本政府の対韓政策
新城 道彦 氏(九州大学)
6 韓国統監府・朝鮮総督府における「旧慣」の保存と継承
永島 広紀 氏(佐賀大学)
・コメンテイター:岩壁 義光 氏(宮内庁)・月脚 達彦 氏(東京大学)・石川 亮太 氏(佐賀大学)
・全体討論
2009年度第14回研究大会
・大会テーマ:「東アジアの国際秩序と条約体制:近世から近代へ」
・日 程:2009年6月20日(土)~21日(日)
・場 所:東京大学駒場キャンパス18号館1階ホール
6月20日(土)
◎大会シンポジウム「東アジアの国際秩序と条約体制:近世から近代へ」
・趣旨説明 三谷 博 氏(東京大学)/司会:中見立夫 氏(東京外大AA研)・堀口 修 氏(宮内庁書陵部)・並木頼寿 氏(東京大学)
1 清末中国の「不平等」条約観
佐々木 揚 氏(佐賀大学)
2 領事裁判権を行使する中国―近代東アジアの属人主義と属国支配の視点から―
青山治世 氏(愛知学院大学)
3 明治初期の日本における領事法廷と日本法廷
森田朋子 氏(中部大学)
4 近代朝鮮の条約における「平等」と「不平等」-日朝修好条規と朝米修好通商条約を中心に-
月脚達彦 氏(東京大学)
5 儀礼から見る近世末期日露交渉
生田美智子 氏(大阪大学)
・コメンテイター:杉山伸也氏(慶応大学)・小風秀雅氏(お茶の水女子大学)・劉建輝氏(国際日本文化研究センター)・木村直也氏(産業能率大学)
・総会
・懇親会
6月21日(日)
◎自由論題報告
1 池田横浜鎖港使節団のアジア見聞―横浜からエジプトまで―
塚越俊志 氏(東海大学大学院博士課程)
2 植民地期朝鮮における中等学校生徒―雑誌記事に見られるイメージを中心に―
崔 誠姫 氏(一橋大学大学院博士後期課程)
3 戦前期の「裏日本」論の再検討―永井柳太郎と立憲青年党の活動を中心に―
高野宏康 氏(神奈川大学特別研究員)
4 「満州事変」と間島日本総領事館
白 榮勛 氏(大阪経済法科大学客員教授)
5 台湾都市における軍人村=眷村の形成とその変容
白 佐立 氏(東京大学大学院博士課程)
◎歴史資料セッション「日本における公文書の管理と公開の現状と問題点―法制度とその運用を中心に―」
・司会:井口和起 氏(京都府立総合資料館長)
1 公文書の管理と公開―法制化過程での論点―
後藤 仁 氏(神奈川大学法学部)
2 公文書の管理と法―情報公開・個人情報保護・公文書館制度との関係で―
早川和宏 氏(大宮法科大学院大学)
3 地方自治体公文書館における公文書の保存・公開―法制度から見た現状と課題―
岡田昭二 氏(群馬県立文書館補佐)
4 公文書の公開の現状と問題点―利用者の立場からの問題提起―
瀬畑 源 氏(一橋大学大学院博士後期課程)
5 韓国における国家記録資料の保存・公開・利用の現状と問題点―韓国国家記録院の歩みが語っているもの―
金 慶南 氏(韓国国家記録院研究員)
・コメンテイター:加藤陽子(東京大学)
2008年度第13回研究大会
・大会テーマ:東アジアにおける日米開戦の視座―政策決定過程と史料分析からの再検討―
・日 程:2008年6月21日(土)~22日(日)
・場 所:中央大学後楽園キャンパス
6月21日(土)
◎自由論題 Ⅰ
1 保障占領下の北樺太における日本人の活動と引揚
竹野 学 氏(札幌医科大学医学部非常勤講師)
2 満州国における興安局の設置について―中国諸政権の辺疆政策の系譜から―
鈴木仁麗 氏(早稲田大学教育・総合科学学術院助手)
3 汪精衛政権における■山湖模範灌漑実験場接収問題―興亜院との交渉を中心に―
小笠原強 氏(専修大学東アジア世界史研究センター助手)
◎シンポジウム
・共 催:中央大学政策文化総合研究所
・司会:服部龍二 氏(中央大学総合政策学部准教授)
基調報告 「大東亜戦争」への道と東アジア外交
波多野 澄雄 氏(筑波大学)
1 「国策再検討」から開戦へ―インテリジェンス研究の視角から―
森山 優 氏(静岡県立大学国際関係学部講師)
2 蒋介石と日米戦争―「持久戦論」の終焉―
家近亮子 氏(敬愛大学)
3 対米英宣戦布告文書と開戦責任論
檜山幸夫(中京大学)
・総会
・懇親会
6月22日(日)
◎自由論題 Ⅱ
1 日韓併合と朝鮮半島の中国租界撤廃問題
柳 英武 氏(筑波大学大学院博士課程)
2 もう一つの講和思想―日中戦争勃発前後における胡適の講和主張をめぐって―
劉 紅 氏(上智大学大学院博士課程)
◎歴史資料セッション「現代における歴史学研究と私文書―保存と公開の視点から―」
・司会:加藤聖文(国際文学研究資料館)
1 現代における歴史学研究と私文書―保存と公開の視点から―
伊藤隆(東京大学)
2 日本近代史の私文書の保存と公開の現状
季武嘉也(創価大学)
3 資料収集・保存と公開の問題点―私の経験と危惧―
三輪宗弘(九州大学付属図書館)
4 「朝鮮総督府関係者の録音記録」とその文章化をめぐる諸問題
宮田節子(学習院大学東洋右文化研究所)
5 歴史資料における"公"と"私"の領域―海外での事情―
中見立夫(東京外国語大学)
・コメンテーター:小池聖一 氏(広島大学)
2007年度第12回研究大会
・大会テーマ:「"東アジア"再考 ― 近代史からの問い ―」
・2007年6月23日(土) ~ 24日(日)
・東京大学駒場キャンパス 18号館 1階ホール
6月23日(土)
◎シンポジューム
・司 会:加藤聖文 氏(国文学研究資料館)/栗原 純(東京女子大学)
1 近代日本における「東アジア」概念
三谷 博 氏(東京大学)
2 朝鮮における「東アジア」概念の変遷
李 成市 氏(早稲田大学)
3 地域史像をめぐる諸問題─近代学術史の視点から
吉開 将人 氏(北海道大学)
4 中国における「亜細亜」概念の受容
黄 東蘭 氏(愛知県立大学)
5 植民地期朝鮮における「東アジア」概念
趙 寛子 氏(中部大学)
6 矛盾の場としての「東アジア」
米谷匡史 氏(東京外国語大学)
・コメンテーター:有馬 学 氏(九州大学)/尹 健次 氏(神奈川大学)
・全体討論
・司会:並木頼寿 氏(東京大学)/茂木敏夫 氏(東京女子大学)
◎総会
◎懇親会
6月24日(日)
◎自由論題
1 日清両国の対朝鮮政策-防穀賠償交渉過程(1893年)を中心に-
李 穂枝 氏(東京大学大学院博士後期課程)
2 韓国保護国化をめぐる国際関係史-日英の対韓政策を中心に-
片山 慶隆 氏(一橋大学COE研究員)
3 日本統治期の台湾におけるアジア調査-大正南進期を中心に-
横井 香織 氏(兵庫教育大学大学院博士後期課程)
4 満州事変と『間島』白 榮勛 氏(大阪経済法科大学客員教授)
◎歴史史料セッション:東アジア近代史資料の現状と保存・修復の課題
・司 会:井村 哲郎 氏(新潟大学)
1 アーカイブズ・図書資料の保存の現状と課題-保存と閲覧、代替化
青木 睦 氏(国文学研究資料館)
2 滋賀大学経済経営研究所所蔵の近現代史資料の現状-現場からの報告
江竜 美子 氏(滋賀大学)
3 アーカイブズ劣化状態調査、保存管理のために何ができるか
金山 正子 氏(元興寺文化財研究所)
4 紙の若返りを考えるー冊子型史資料の保存処置:欧米での最新の研究
園田 直子 氏(国立民族学博物館)
2006年度第11回研究大会
・大会テーマ:「 東アジアにおける人の移動と戦後世界の形成 」
・日 程:2006年6月24日(土) ~ 25日(日)
・場 所:東京女子大学24号館2階(24202教室)
6月24日(土)
◎自由課題
1 植民地政策における後藤系官僚の考察―石塚英蔵を一例にして―
野口真広 氏(早稲田大学21世紀COE「現代アジア学の創世」研究員)
2 上海租界における日本映画の上映からみる中華電影の「映画工作」
後藤康行 氏(専修大学大学院博士後期課程)
3 太平洋問題調査会の一考察―一九二九年「京都会議」を中心に―
堀内暢行 氏(国士舘大学大学院博士後期課程)
4 近代日本の地方統治と「島嶼」―地方制度特例と地域限定によって作られた「地域」―
高江洲 昌哉 氏(神奈川大学非常勤講師)
5 沖縄県内における自治体史編纂の現状と課題―南洋移民者の証言編を例に―
川島 淳 氏(沖縄県伊江村役場企画総務課嘱託員)
◎歴史史料セッション:「史料公開再考」
・司 会:岩壁義光 氏(宮内庁書陵部編修課長)
・コメンテーター:栗原 純 氏(東京女子大学教授)/梶田明宏 氏(宮内庁書陵部主任研究官)/太田富康 氏(埼玉県立文書館担当課長)
1 歴史史料の電子情報化における問題と課題
檜山幸夫 氏(中京大学教授)
2 記録史料管理におけるデータベース構築
五島敏芳 氏(人間文化研究機構国文学研究資料館助手)
3 個人情報保護制度と公文書館制度―個人情報の公開・非公開をめぐって―
渡辺佳子 氏(京都府立総合資料館資料主任)
4 市町村合併と公文書保存―国都道府県の動向―
小松芳郎 氏(松本市文書館館長)
◎総会
◎懇親会
6月25日(日)
◎シンポジューム:「 東アジアにおける人の移動と戦後世界の形成 」
・司 会:川島 真 氏(北海道大学大学院助教授)
・コメンテーター:川手圭一 氏(東京学芸大学助教授)
1 「満洲」ビッグバン―戦前戦後における人の移動とその意味―
劉 建輝 氏(国際日本文化研究センター助教授)
2 戦後沖縄の引き揚げとその歴史的意義
恩河 尚 氏(沖縄市総務部総務課市史編集担当副主幹)
3 一九五〇年前後、国民党政権の台湾への移転と人の移動―海峡両岸の社会変動に注目して―
山本 真 氏(筑波大学大学院助教授)
4 GHQ占領下における境界の所在と越境の構造―在日朝鮮人の移動とメディアの役割に着目して―
小林聡明 氏(日本学術振興会特別研究員・東京大学大学院情報学環)
5 戦後東アジアにおける日本人団体の行動―引き揚げから企業進出まで―
小林英夫 氏(早稲田大学教授)
・全体討論
2005年度第10回研究大会
・大会テーマ:戦後60年の東アジア世界―歴史学研究の現状と課題―
・日 程:2005年6月25日(土)
・場 所:早稲田大学大隈小講堂
◎自由課題
1 英国の東アジア政策(1925年~1929年)―オースティン・チェンバレンの東アジ政策を中心に―
古瀬啓之 氏(名古屋大学大学院博士後期課程)
2 台湾総督府の衛生政策と台湾公医
鈴木哲造 氏(国立台湾師範大学国語教学中心学員)
3 国共内線下の「在満」日本人社会
加藤聖文 氏(国文学研究資料館アーカイブズ研究学系助手)
◎シンポジュー:1945年の「戦後」と歴史研究の現状
・司 会:井口和起 氏(京都府立大学名誉教授)
・コメンテーター:川島真 氏(北海道大学大学院教授)/松金公正氏(宇都宮大学助教授)/本康宏史氏(石川県立歴史博物館)
・第1セッション:特別報告
1 ドイツから見た日本の戦後60年問題
ヴィーラント・ワーグナー 氏(シュピーゲル極東特派員)
2 東アジアの戦前と戦後―連続と非連続の論理学―
小林英夫 氏(早稲田大学教授)
・第2セッション:戦争と支配の記憶と記録
1 戦争遺跡研究の現状と課題―日中共同による旧満州国に残る戦争遺跡調査を中心に―
菊池 実 氏(群馬県埋蔵文化財調査事業団)
2 樺太における日本資料―建造物と文書―
井澗 裕 氏(北海道大学スラブ研究センター非常勤研究員)
3 堆積する無意識―日本植民地支配と都市の記憶―
青井哲人氏(人間環境大学助教授)
4 日本における戦没者の記憶と慰霊碑調査海老根功氏(いしぶみの会会長)総会懇親会
◎総会
◎懇親会
2004年度第9回研究大会
・大会テーマ:日露戦争と20世紀東アジア世界の社会と文化報告
・日 程:2004年6月26日(土)~6月27日(日)
・場 所:早稲田大学小野講堂
6月26日(土)
◎シンポジウム
1 日露戦争と朝鮮社会―親日派と「近代性」―
林雄介 氏(明星大学助教授)
2 日露戦争後の文学と性表現
光石亜由美 氏(中部大学講師)
3 日露戦争とメディア
有山輝雄 氏(東京経済大学教授)
4 「もの」文化からみた日露戦争の時代
鈴木一義 氏(国立科学博物館主任研究官)
5 日露戦争と近代「都市空間」の形成
本康宏史 氏(石川県立歴史博物館学芸専門員)
6 日露戦争期における中国の勧業博覧会と日本
徐蘇 斌 氏(国際日本文化研究センター)
6月27日
◎自由論題
1 日中郵便約定の諮詢問題
竹内桂 氏(明治大学大学院博士後期課程)
2 大川周明と近代中国―昭和戦前期におけるその日中関係の秩序観をめぐって―
呉懐中 氏(名古屋大学大学院博士後期課程)
3 ライシャワーのベトナム戦争観と日米関係
帰泳涛 氏(早稲田大学大学院博士後期課程)
◎歴史資料シンポジューム:歴史資料の共用化への課題
・司 会:檜山幸夫 氏(中京大学教授)/川島 真 氏(北海道大学大学院教授)
・問題提起:東アジアにおける歴史資料の共用化への課題
1 情報公開と歴史資料―歴史学者への問い―
中島昭夫 氏(朝日新聞総研本部)
2 歴史資料の公開の現状と問題点―宮内庁書陵部における「大正天皇実録」の公開からの視点―
季武嘉也 氏(創価大学教授)
・討論
2003年度第8回研究大会
・2003年6月28日(土)~6月29日(日)
・国士舘大学世田谷校舎中央図書館地下ホール
6月29日(土)
◎自由論題
1 植民地支配と台湾海峡経済圏の変容過程―明治後期から大正期の台湾を素材に―
谷ヶ城 秀吉 氏(早稲田大学大学院博士後期)
2 日本の台湾統治前期における貧民救助の特質―貧民救済施設を中心に―
林 素味 氏(九州大学大学院博士後期)
3 明治後期における植民地統治機関について―関東都督府設置経緯の再考―
川島 淳 氏(駒澤大学大学院博士後期)
4 南京政府期国民党の映画事業―中央宣伝委員会を中心に―
三澤 真美恵 氏(東京大学大学院博士後期)
◎歴史史料セッションシンポジウム:東アジアの歴史資料の共用化
・司 会:檜山幸夫 氏(中京大学教授)
・コメンテーター:春山明哲 氏(国立国会図書館分館長)
1 東アジアにおけるアーカイブズ学の可能性
加藤聖文 氏(国文学研究資料館史料館助手)
2 外務省記録・文書と外交文書編纂
小池聖一 氏(広島大学教授)
3 文書公開状況からみた東アジア現代史研究の将来像―日本現代史研究への憂慮―
川島 真 氏(北海道大学助教授)
・全体討論
◎総会
◎懇親会
6月29日
◎シンポジウム:20世紀初頭の東アジアと日本
・司 会:井口和起 氏(京都府立大学教授)
・コメンテーター:伊藤之雄 氏(京都大学教授)/久保田文次(日本女子大学教授)/稲葉千晴(名城大学教授)
1 基調報告 20世紀初頭の東アジアと日本
加藤陽子(東京大学大学院教授)
2 第一次桂内閣と日露開戦
小林道彦(北九州大学教授)
3 1900年前後の貴族院と東アジア
小林和幸(駒沢大学助教授)
4 日清戦後の輸出伸張政策に関する一考察
本宮一男(横浜市立大学教授)
5 日英同盟と世論の動向―『二六新報』『万朝報』を中心として―
片山慶隆(一橋大学大学院博士後期)
6 在韓日本人の言論活動とその「アジア主義」
永島広紀(佐賀大学専任講師)
7 日露戦争前後の中国人留学生教育の転換をめぐって
蔭山雅博(専修大学教授)
・全体討論
2002年度第7回研究大会
・大会テーマ:1930年代東アジア世界と日本―植民地化と脱植民地化の相剋
・日 程:2002年6月29日(土)~6月30日(日)
・場 所:早稲田大学小野講堂
6月29日
◎自由論題
1 イギリスの台湾貿易と英日関係
藤波 潔 氏(沖縄国際大学専任講師)
2 清朝政府による「南洋」調査団の派遣(1886年~88年)―清末における在外華人保護と領事設置問題―
青山治世 氏(愛知学院大学大学院博士後期)
3 「樺太」が「日本」になったとき―間宮林蔵という装置の創出―
林 詩庭 氏(北海道大学大学院博士後期)
4 上海牛疫問題と取締過程―明治初年の家畜伝染病流行と衛生警察―
田中祐二 氏(東京都江戸東京博物館専門調査員)
◎歴史史料セッションシンポジウム:東アジアにおける日本関係史資料に対する研究インフラの現状と課題
・司会:檜山幸夫 氏(中京大学教授)/岩壁義光 氏(宮内庁書陵部編修調査官)
・コメンテーター:原田 環 氏(広島県立広島女子大学教授)/中見立夫 氏(東京外国語大学AA研究所教授)/川島 真 氏(北海道大学大学院助教授)
1 東アジアにおける近世以前の日本関係史料に関する研究状況
保谷 徹 氏(東京大学史料編纂所助教授)
2 中国における前近代の日本関係史料
笠谷 和比古 氏(国際日本文化研究センター教授)
3 旧満州における日本関係史資料研究の現状と課題
井村哲郎 氏(新潟大学教授)
4 韓国における日本関係史料に関する研究状況
松原孝俊 氏(九州大学大学院教授)
5 中国大陸における日本学学習・研究資料の電子情報化の現状と課題
徐 一平 氏(北京日本学研究センター主任)
6 台湾における日本関係史料の電子情報化の現状と課題
松金公正 氏(宇都宮大学専任講師)
◎総会
◎懇親会
6月30日
◎シンポジウム
・司会:小林英夫 氏(早稲田大学教授)/橋谷 弘 氏(東京経済大学教授)
・コメンテーター:並木真人 氏(フェリス女学院大学教授)/柴田善雅(大東文化大学教授)/並木頼寿 氏(東京大学教授)
1 植民地体験の拡大と「記憶」化―官と民の人的流動をめぐって―
加藤聖文 氏(国文学研究資料館史料館助手)
2 「満洲国民」の創出と「在満朝鮮人」問題―「五族協和」と「内鮮一体」の相剋―
田中隆一 氏(日本学術振興会特別研究員)
3 植民地期朝鮮の地方社会におけるヘゲモニー構造の持続と変容
板垣竜太 氏(日本学術振興会特別研究員)
4 1930年代台湾工業化に関する一考察
黄 紹恒 氏(台湾国立政治大学教授)
5 植民地化と被侵略の歴史像―中華民国期の中国近代史像―
川島 真 氏(北海道大学大学院助教授)
・全体討論
2001年度第6回研究大会
・大会テーマ:満洲事変前後の東アジア世界-国際環境と国内社会の変容-
・日 程:2001年6月30日(土)~7月1日(日)
・場 所:早稲田大学大隈小講堂第
6月30日(土)
◎自由論題
1 植民地台湾におけるメディア用語の多重構造
李 承機 氏(東京大学大学院博士課程)
2 戦前期における東アジア情報の集積過程-旧高商蔵書形成史からの接近-
金丸裕一 氏(立命館大学経済学部助教授)
3 日韓漁業問題とその歴史的背景
藤井賢二 氏(兵庫県立伊川谷北高等学校)
◎歴史史料特別セッション
1 日本軍政期東南アジアにおける記録文書の状況
安藤正人 氏(国立国文学研究資料館史料館教授)
2 韓国における歴史記録と公文書の保存・管理体系
金 炫栄 氏(大阪韓国綜合教育院院長)
3 台湾総督府文書の現状と将来構想
楊 正寛 氏(台湾省文献委員会主任委員)
4 旧日本植民地における自国史研究が抱える問題とそれへの対策-台湾総督府文書の活用と人材育成-
呉 文星 氏(国立台湾師範大学教授)
◎シンポジウム
・第1セッション:満洲事変前後の東アジア国際環境の変容
・趣旨説明:小林英夫 氏(早稲田大学アジア太平洋研究センター教授)
1 満洲事変前後における国民政府の対日・対東北政策
黄 自進 氏(中央研究院近代史研究所副研究員)
2 満洲事変前後における日中関係
宋 成有 氏(北京大学歴史系教授)
3 満洲事変をめぐる国際世論
入江 昭 氏(ハーバード大学歴史学部教授)
7月1日(日)
◎シンポジウム
・第2セッション:満洲事変前後における東アジア社会の変容
1 満洲事変前後における在満朝鮮人問題
孫 春日 氏(延辺大学民族研究院副院長)
2 満洲事変前後における中国経済と社会の変容
王 玉茹 氏(南開大学経済系教授)
3 満洲事変前後における日本国内社会の変容
山室信一 氏(京都大学人文科学研究所教授)
・全体討論
2000年度第5回研究大会
・大会テーマ:世紀転換期の東アジア
・日 程:2000年6月24日(土)~25日(日)
・場 所:早稲田大学大隈小講堂
6月24日(土)
◎自由論題
1 オイレンブルク使節団(プロイセンの東アジア遠征隊1860年~1862年)の研究
鈴木楠緒子 氏(名古屋大学大学院)
2 世紀転換期、日・中・韓のナショナリズム序説―共同と対立―
荻生茂博 氏(米沢女子短期大学)
3 楊秀清と洪仁王干における「中国」の概念比較―太平天国とナショナリズムに関する一考察―
林 泰弘 氏(東京大学大学院)
4 1920年代初頭大連中国人社会の動向―華人商工業者団体の動向を中心として―
松重充浩 氏(広島女子大学)
5 一進会の日本人顧問
永島広紀 氏(佐賀大学)
◎共通論題:東アジアにおける歴史文書史料Ⅰ―日本における現状と課題―
・問題提起:井村哲郎 氏(新潟大学)
1 アジア歴史資料センター開設準備室の設置
井上 進 氏(内閣官房内閣外政審議室)
2 昭和館における史料の保存と利用
戸高一成 氏(昭和館)
3 日本近代文書とインターネット
梶田明宏 氏(宮内庁書陵部)
4 自然災害と史料保存―阪神淡路大震災と台湾大地震―
青木 睦 氏(国文学研究資料館史料館)
◎総会
◎懇親会
6月25日(日)
◎シンポジウム:義和団事件と20世紀初頭の東アジアにおける構造変動
1 義和団事件とその後の清朝体制の変動
佐藤公彦 氏(東京外国語大学)
2 19世紀末~20世紀初頭朝鮮の民衆運動
林 雄介 氏(明星大学)
3 転換期における日本の対外「発展」論
上野隆生 氏(敬愛大学)
4 義和団事件と東亜同文会
栗田尚弥 氏(国学院大学)
・全体討論
1999年度第4回研究大会
・大会テーマ:東アジア諸地域における近代史の展開
・日 程:1999年6月26日(土)~27日(日)
・場 所:早稲田大学
6月26日
◎自由論題
1 生麦事件償金問題の再検討と国際法
森田朋子 氏(江戸東京博物館)
2 伊藤博文編纂『秘書類纂』の史料学的問題について―大津事変 氏(露国皇太子遭難事件)を事例に―
檜山幸夫 氏(中京大学)
3 戦前台湾の電力開発と工業化―台湾電力株式会社が果たした役割―
北波道子 氏(関西大学大学院)
4 昭和初期の産業立国論と東方会議
佐藤元英 氏(駒沢大学)
◎シンポジウム:アジアにおける近代国際法の受容と適用
・問題提起:大畑 篤四郎 氏(東アジア近代史学会会長)
1 オスマン・トルコにおける近代国際法の受容
鈴木 董 氏(東京大学)
2 中国における近代国際法の受容
茂木敏夫 氏(東京女子大学)
3 日本における近代国際法の受容
住吉良人 氏(明治大学)
◎総会
◎懇親会
6月27日
◎自由論題
1 琉球処分の再検討
一瀬啓恵 氏(北海道大学)
2 井上角五郎と朝鮮―朝鮮滞在期間(1883~86年)を中心に―
金 鳳珍 氏(北九州大学)
3 陸奥宗光によるエジプトをめぐる19世紀国際政治研究―イギリスの対エジプト政策を中心に―
高世信晃 氏(上智大学大学院)
4 清末民国初、陝西省における県自治
村井寛志 氏(東京大学大学院)
5 五港開港期厦門における秩序形成と帰国華僑
村上 衛 氏(東京大学大学院)
◎シンポジウム関連報告
1 高橋作衛と近代国際法
野沢基恭 氏(鈴峰女子短大)
2 明治前期における日本の国家間賠償と近代国際法
伊藤信哉 氏(早稲田大学大学院)
3 中国における近代国際法の適用
川島 真 氏(北海道大学)
4 日本の領域における近代国際法の適用事例
塚本 孝 氏(国立国会図書館)
・シンポジウム討論
・コメンテーター:入江 昭 氏(ハーバード大学)/藤田久一 氏(神戸大学)/広瀬和子 氏(上智大学)
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