過去の研究例会

2023年度研究例会

○日 時:2023年4月22日(土)14:30~17:00
 場 所:対面(東洋文庫)+オンライン(Zoom)併用
 論 題:第一次世界大戦後の外務省の「メディア化」 – 広報外交政策の変遷と外務省情報部について, 1920 – 1924
 報告者:ソメン・リーベン氏(ルーヴェン大学人文学部東アジア・アラブ研究学科博士課程 、現在 国学院大学研究者招聘
     プログラム奨学金受給者)14:30~15:40
 論 題:戦前期日本外務省における人事構造の変容──人事、派閥研究再考の手がかりとして──
 報告者:種稲秀司氏(國學院大學文学部兼任講師)15:50~17:00

○日 時:2023年5月27日(土)14:30~17:00(注:開始時間がいつもと異なります)
 場 所:対面(東洋文庫)+オンライン(Zoom)併用
 論 題:議員外交の揺籃期における貴族院の対応とその認識の変化について
 報告者:伊東かおり(広島大学文書館・助教)14:30~15:40
 論 題:1920年代の通商・貿易問題と日本経済連盟会-国際商業会議所への関与をめぐって-
 報告者:藤井崇史(学振PD)15:50~17:00

○日  時:2023年9月9日(土)14:30~17:40
 開催方法:対面(東洋文庫)+オンライン(Zoom)併用
 論  題:大阪湾を守る/攻める -大阪湾からみる幕末政治・外交史-(仮)
 報 告 者:後藤敦史氏(京都橘大学)14:30~16:00
 論  題:外務省法律顧問になる -イーライ・T・シェパードの日本・中国経験-(仮)
 報 告 者:澤井勇海氏(成蹊大学)16:10~17:40

○日  時:2023年11月18日(土)14:30~17:40
 開催方法:オンライン(Zoom)
 論  題:「日清修好条規」の成立過程―公使・領事の派遣と李鴻章―
 報 告 者:白春岩氏(早稲田大学・(任期付)講師)14:30~16:00
 論  題:韓国植民地化政策への転換過程―韓国皇帝高宗と統監伊藤博文の関係を中心に―
 報 告 者:韓相一氏(九州大学・院)16:10~17:40

○檜山幸夫『日清戦争の研究』全3冊(ゆまに書房、2022年~2023年)書評会
 日 時:2023年12月9日(土)14:30~17:30
 開催方法: 対面(東洋大学)+オンライン(Zoom)併用
      A105教室(10号館1階)
 内 容:
  〇書評報告  14:30~14:50  古結諒子氏(名古屋工業大学)
         14:50~15:10  大谷正氏(専修大学名誉教授)
 休憩(5分)
         15:15~15:35  原田敬一氏(佛教大学名誉教授)
         15:35~15:55  松田京子氏(南山大学)
 休憩(10分)
 ○著者リプライ   16:05~16:35  檜山幸夫氏(中京大学名誉教授)
 休憩(5分)
 ○全体討論     16:40~17:30

○日  時:2024年2月24日(土)14:30~16:40
 開催方法:対面(東洋文庫・2階会議室)とオンライン(Zoom)
 論  題:帝国憲法とシュタイン講義―なぜ帝国憲法から国土・地方制度規定が消滅したのか―(仮)
 報 告 者:白木澤涼子氏(北海道大学院 地域経済経営ネットワーク研究センター・共同研究員)14:30~15:30
 論  題:軍事評論家の誕生―戦間期日本における民間からの安全保障論―
 報 告 者:大窪有太氏(東京大学・院)15:40~16:40

○日  時:2024年3月23日(土)14:30~17:10
 開催方法:対面(東洋文庫・2階会議室)とオンライン(Zoom)
 論  題:波上宮から見る沖縄近代史―日本政府と沖縄人の行動に注目して(1879年から1945年)―
 報 告 者:陳志剛氏(日本学術振興会、京都大学(院))14:30~15:30
 論  題:中国東北部河川における船舶航行と日本ー国際河川条約(1921年)条文審議の検討ー
 報 告 者:吉田ますみ氏(三井文庫)15:40~17:10

2022年度研究例会

○日 時 2022年4月30日(土)15:00~18:10
 場 所 オンライン会議システム(Zoom使用)
 報告者:岡部柊太氏(東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程)15:00~16:30
 題 名:鈴木天眼のアジア主義と天佑侠
 報告者:石田徹氏(島根県立大学総合政策学部)16:40~18:10
 題 名:歴史と歴史認識のあいだ――通信・交隣などを事例に(仮)

○日 時:2022年5月28日(土)14:30~17:00
 場 所:オンライン(Zoom)+対面(東洋文庫)併用
 報告者:高橋和宏氏(法政大学法学部)14:30~15:40
 題 名:1960年代のアジア冷戦と日豪印提携構想
 報告者:井手康仁氏(日本大学商学部)15:50~17:00
 題 名:日ソ国交回復(1956年)から田中訪ソ(1973年)における北方領土返還交渉について(仮)

○日 時:2022年9月17日(土)14:30~17:00
 場 所:オンライン(Zoom)+対面(東洋文庫)併用
 報告者:末武美佐氏(台湾師範大学博士)14:30~15:40
 題 名:日本統治期台湾家畜衛生体制の変容―「防疫獣医」制度の施行を中心に(仮)
 報告者:嵯峨隆氏(静岡県立大学名誉教授)15:50~17:00
 題 名:東亜同文書院の教育思想について

○日 時:2022年11月12日(土)14:30~17:00
 場 所:オンライン(Zoom)+対面(東洋文庫)併用
 報告者:望月みわ氏(大阪大学大学院博士後期課程)14:30~15:40
 題 名:日清通商航海条約改訂問題と在清日本郵便局—南京郵便局をめぐる日清交渉—
 報告者:大谷正氏(専修大学名誉教授)15:50~17:00
 題 名:日清戦争のメデイア史的研究—私の研究経過と展望—

○日 時:2022年12月17日(土)14:30~17:00
 場 所:オンライン(Zoom)+対面(東洋文庫)併用
     森万佑子『韓国併合』(中央公論新社、2022年)の書評会。
 ○趣旨説明等  14:30~14:35
 ○書評報告   14:35~14:55  木村幹氏(神戸大学)           
         14:55~15:15  林雄介氏(明星大学)         
         15:15~15:35  佐々木雄一氏(明治学院大学)
 ○著者リプライ 15:45~16:00  森万佑子氏(東京女子大学)
 ○全体討論   16:00~17:00

○日 時:2023年1月28日(土)15:00~16:00
 場 所:対面(東洋文庫)+オンライン(Zoom)併用
 論 題:戦間期の日本外務省における組織改革と国際機構―条約局設置の意義―
 報告者:番定賢治氏(国立公文書館アジア歴史資料センター・調査員)15:00~16:00

○日 時:2023年3月4日(土)15:00~17:10
 場 所:オンライン会議システム(Zoom)
 論 題:戦前期外務省による中国専門外交官の養成 -大正期の「支那通外交官」養成計画を中心に―
 報告者:中村凌太郎氏(立命館大学大学院)15:00~16:00
 論 題:満洲事変直前の在満日本人社会と満蒙鉄道問題
 報告者:金 子豊氏(京都大学大学院)16:10~17:10

○日 時:2023年3月25日(土)15:00~18:20
 場 所:オンライン会議システム(Zoom)
 論 題:辛亥革命期までの孫文における「中華」に対する認識の変遷
 報告者:呉舒平氏(京都大学大学院法学研究科・特定助教)15:00~16:00
 論 題:「対支文化事業」をめぐる日中間外交交渉―「日中文化協定」改廃交渉(1929-1931年)を事例に―
 報告者:金子聖仁氏(東京大学大学院)16:10~17:10
 論 題:蔣介石の対日認識:彼のアジア主義を中心に
 報告者:陳春松氏(京都大学大学院)17:20~18:20

2021年度研究例会

〇日 時:4月24日(土)15:00~18:10
 場 所:オンライン開催(Zoom使用)
 報告者:鍾 以江 氏(東京大学東洋文化研究所准教授)15:00~16:30
 論 題:明治後期と大正前期における空間概念「裏日本」のアジア大陸との関係
 報告者:望月 直人 氏(琉球大学准教授)16:40~18:10
 論 題:清末中国読書人の国際法論――朱克敬『公法十一篇』(1880年刊)の検討

〇日 時:6月5日(土)15:00~18:10
 報告者:佐々木 雄一氏(明治学院大学専任講師)15:00~16:30
 論 題:近代日本外交と租借・勢力範囲・満州
 報告者:武山  眞行氏(中央大学名誉教授)16:40~18:10
 論 題:箱館郊外七重村租借条約事件――東アジア最初の「九十九ヵ年」と日本

〇日 時:9月18日(土)15:00~18:10
 場 所:オンライン開催(Zoom使用)
 報告者:長谷川 怜氏(皇學館大学助教)15:00~15:55
 論 題:満蒙開拓における自由移民―研究の現状と展望
 報告者:加藤 聖文氏(国文学研究資料館准教授)16:00~16:55
 論 題:満洲引揚をめぐる国内外の資料と活用の課題

〇日 時:11月13日(土)15:00~18:10
 場 所:オンライン開催(Zoom使用)
 趣 旨:今回の研究会は、ここ最近、当会の研究会では居留地に関する報告が多くなり、再検討の機運が高まっている
     ように見受けられてきたことと、ロシアの東アジアに対する動向への関心を踏まえて、以下のような内容で研
     究会を開催することにしました。
 報告者:岸甫一氏(はこだて外国人居留地研究会)15:00~15:55
 論 題:箱館外国人居留地の成立過程とロシア
 報告者:醍醐龍馬氏(小樽商科大学准教授)16:00~16:55
 論 題:長崎稲佐ロシア海軍基地をめぐる明治前期日露関係-国境交渉と並行した借地交渉-
 全体討論:17:00~18:00

〇日 時:12月11日(土)15:00~18:00
 場 所:オンライン開催(Zoom使用)
 趣 旨:第206回の研究例会を下記と添付のとおり開催いたします。今回の研究会は、2021年に『幣原喜重郎』の評伝が
     2冊(熊本・中公新書、種稲・吉川弘文館)刊行されたことを機会に書評会を設けました。幣原の評伝を通して
     日本外交史の現況と今後の課題を確認したいと考えています。多数の参加者を得て活発な議論がおこなわれる
     ことを期待しております。
 ○書評報告
 15:00~15:30 中谷直司氏(帝京大学)
 15:30〜16:00 小宮一夫氏(文部科学省)
 ○著者リプライ・評者リプライ
 16:10〜16:25 熊本史雄氏(駒澤大学)
 16:25〜16:40 種稲秀司氏(國學院大學)
 16:40〜16:50 中谷氏・小宮氏リプライ
 ○全体討論
 17:00〜18:00

○日 時 2022年1月22日(土)15:00~18:10
 場 所 オンライン会議システム(Zoom使用)
 時 間:15:00~16:30
 題 名:明治期日本の条約改正問題とイギリスの政府方針――1887~1894年を中心に
 報告者:鈴木悠氏(日本学術振興会特別研究員PD・京都大学公共政策大学院)
 時 間:16:40~18:10
 題 名:清琉間「宗属関係」の復活をもとめて
       ――「琉球処分」問題と清朝駐日公使館員D.B.マッカーティの私的活動をめぐって
 報告者:トーマス・バレット氏(オックスフォード大学東洋学学部博士課程・非常勤講師)

○日 時 2022年2月26日(土)15:00~17:10
 場 所 オンライン会議システム(Zoom使用)
 報告者:馬場宏恵氏(東京都公文書館)15:00~16:00
 題 名:明治期東京府内における紅茶製造
 報告者:金子貴純氏(アジア歴史資料センター、大東文化大学大学院法学研究科政治学専攻博士後期課程)16:10~17:10
 題 名:日本の中国国民党「西南派」に対する政策 1933―1936

○日 時 2022年3月26日(土)15:00~18:20
 場 所:オンライン会議システム(Zoom使用)
 報告者:長瀬大樹氏(中京大学法学研究科)15:00~16:00
 題 名:日本統治下台湾における在郷軍人会の成立と展開
 報告者:宮脇雄太氏(慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻東洋史学分野後期博士課程)16:10~17:10
 題 名:1920年代中華民国の鉄道管理をめぐる北京政府外交
 報告者:陳春松氏(京都大学法学研究科博士後期課程)17:20~18:20
 題 名:蔣介石とアメリカの飛行機の獲得(1940年)

2020年度研究例会

〇5月16日(土)15:00~18:10
 報告者:鈴木悠氏(日本学術振興会特別研究員PD/京都大学公共政策大学院)15:00~16:30
 論 題:日清戦争前の日英関係
 報告者:佐々木陽平氏(中部大学大学院博士後期課程)16:40~18:10
 論 題:21カ条要求における膠州湾還付問題

〇6月6日(土)14:30~17:50 ※通常の開始時間と異なります。ご注意ください。
 報告者:劉 紅氏(武蔵野大学非常勤講師)14:00~15:30
 論 題:胡適と「整理国故」―新文化運動期における思想啓蒙運動の一側面への考察
 報告者:谷川 舜氏(早稲田大学大学院博士後期課程)15:40~16:40
 論 題:帝国言論空間の諸類型の検討―日本統治下の台湾における植民地言論体制の創出を事例として
 報告者:毛利拓臣氏(駒澤大学大学院人文科学研究科修士課程)16:50~17:50
 論 題:戦後日本における経済統制と復興―制限付き民間貿易の再開を中心に―

〇7月4日(土)15:00~17:10
 報告者:十河 和貴氏(立命館大学大学院)15:00~16:00
 論 題:政党内閣の植民地統治構想と明治憲法体制―拓務省成立から廃止構想へ―
 報告者:范 艶芬氏(京都大学大学院)16:10~17:10
 論 題:メコン河開発をめぐる日本政府の立場

〇日時:9月19日(土)15:00~18:00
 オンライン開催
 題名:『東アジア近代史』24号(2020年6月)所収の独立論文に対する合評会
 論文評:(1人あたり20分程度) 15:00~17:00
  中谷直司(帝京大学)
  宮脇雄太(慶應義塾大学・院)
  檜山幸夫(中京大学)
 執筆者リプライ(1人当たり10分程度)16:10~17:00
  矢野真太郎(早稲田大学) 「華北分離工作以後の日中「経済提携」」
  渡辺千尋(東洋大学)   「治外法権撤廃・内地開放論の経済的背景」
  種稲秀司(國學院大學)  「幣原喜重郎の満蒙観の形成と危機対応」
  吉田ますみ(広島修道大学)「第一次世界大戦後の日本外務省と「通商自由主義」」
  島田大輔(早稲田大学)  「一九三〇年代における太田宇之助の中国統一援助論」
 総合討論 17:10~18:00

〇日 時:11月21日(土)15:00~18:10
 場 所:オンライン開催(Zoom)
 報告者:中村 凌太郎氏(立命館大学大学院)
 論 題:外交官の認識した明治外交の基礎的課題―日本外交黎明期・明治初年から20年代前半を中心に―
 報告者:呉 文浩氏(中国・武漢大学)
 論 題:内地開放と列強の中国における治外法権の撤廃(1919~1931)

〇日  時:12月12日(土)15:00~18:10
 場  所:オンライン開催(Zoom)
 報告者:鈴木楠緒子氏(文部科学省)15:00~16:30
 論  題:1880年前後の東アジアにおける管轄権の衝突とドイツ
     —外国人船員 管轄問題と1881年枢密院令をめぐる論争から見る条約改正予備会議の舞台裏—
 報告者:朱書漢氏(国立政治大学台湾史研究所博士課程)16:40~18:10
 論  題:小京都の誕生—台湾総督府の台中における都市計画とその実施-(仮)
     原題「小京都的誕生-日治時期日本政府對台中的規劃與建設-」

〇日 時:3月6日(土)15:00~17:10
 場 所:オンライン開催(Zoom)
 報告者:高橋 亮一氏(國學院大學大学院博士課程後期、日本学術振興会特別研究員)15:00~16:00
 論 題:日露戦中・戦後における日本の毛皮獣保護政策 ― 海豹島を中心に
 報告者:ボルジギン・ブレン(布日額)氏(北海道大学大学院博士課程)16:10~17:10
 論 題:グンサンノル王の改革と親露知識人――清末モンゴルの近代化をめぐる対立の構図

〇日 時:3月27日(土)15:00~18:10
 場 所:オンライン開催(Zoom使用)
 報告者:張 煜 氏(中国・南通大学講師)15:00~16:30
 論 題:日中戦争における日本軍の「徴発」に関する研究 ― 日本軍兵士が書いた日記を素材に ―
 報告者:山本 敬洋 氏(ドイツ・ハイデルベルグ大学助教)16:40~18:10
 論 題:1920年代日本の旅券制度と国際連盟旅券会議

2019年度研究例会

〇4月20日(土)15:00~18:10
 場 所:学習院大学西2号館503教室
 報告者:佐々木政文氏(東京大学大学院)15:00~16:30
 論 題:第一次大戦後日本における民衆の主体化と仏教教団― 左派社会運動との比較を通して ―
 報告者:土肥歩氏(同志社大学)16:40~18:10
  論 題:清末広西における壬寅奇災と災害救済 ― 会党・游勇による騒乱と関連付けて ―

〇 5月18日(土)15:00~18:00
 場 所:國學院大學若木タワー5階502演習室
 報告者:鈴木祥氏(中央大学・兼任講師)15:00~16:30
 論 題:「文明国」日本と対米移民問題 ― 1888~1894 ―
 報告者:上地聡子氏(日本大学・非常勤講師)16:40~18:10
 論 題:敗戦直後における沖縄人および沖縄系移民の連絡再開過程:情報共有の動きとハブとしてのハワイ

〇9月21日(土)15:00~18:10
 場 所:東洋文庫2階 講演室
 ・大会関連ミニシンポ
  第一次世界大戦後の東アジアと秩序の変容
    ― チベット・モンゴルの視点から ―
 第1報告:小林亮介氏(九州大学)15:00~15:50
  論 題:第一次世界大戦後とチベット問題 ― シムラ会議後の中・英・蔵関係
 第2報告:橘 誠氏(下関市立大学)16:00~16:50
  論 題:第一次世界大戦の終結とモンゴルの命運 ― 民族自決主義、自治喪失、そして革命 ―
  ・総合討論 17:00~18:10

〇11月16日(土)15:00~18:10
 場 所:法政大学大学院棟201教室(市ヶ谷側)
 報告者:高橋亮一氏(國學院大学大学院・博士後期課程)15:00~16:30
 論 題:1890年代の北方海域における日本の海洋進出 ― パリ仲裁裁判と遠洋漁業奨励法を中心に ―
 報告者:范艶芬氏(京都大学大学院文学研究科・博士後期課程)16:40~18:10
 論 題:日・タイ特別円問題の解決

〇12月14日(土)15:00~18:15
 場 所:駒澤大学駒沢キャンパス 本部棟5階第2会議室
 報告者:三代川夏子氏(東京大学大学院博士課程)15:00~15:45
 論 題:自民党政治家における国府要因 ― 張群外交を中心に ―
 報告者:長谷川貴志氏(国立公文書館)15:50~16:35
 論 題:ニクソン・ショックと外務省 ― 中国問題における国益とは何か ―
 コメント兼話題提供:16:45~17:05(20分)
   井上正也氏(成蹊大学)
   報告者からの返信:17:05~17:15(10分)
 総合討論:17:15~18:15(60分)

〇2月1日(土)15:00~18:00
 場 所:青山学院大学15号館12階史学科第三研究室
 報告者:西澤美穂子氏(専修大学)15:00~15:50
 論 題:中山元成とさしま茶 ― 横浜開港に向けて ―
 報告者:櫻井良樹氏(麗澤大学)16:00~16:50
 論 題:幕末横浜開港直後における茶輸出について ― 横浜から上海・ニューヨークへ ―
 ※各報告時間の50分は45分の報告と事実確認など5分程度の質問
 総合討論:17:00~18:00

〇2月29日(土)15:00~17:10
 場 所:國學院大學若木タワー5階 0502教室
 報告者:佐藤良聖氏(青山学院大学大学院文学研究科)15:00~16:00
 論 題:東アジア海域における了解制度の展開 ― 渤海・黄海海域における漁業紛争(1906-1912)を中心に
 報告者:桑原太朗氏(早稲田大学大学院・社会科学研究科) 16:10~17:10
 論 題:日中の論壇における「対支文化事業」論

2018年度研究例会

〇4月21日(土)
 ・朝鮮から見た日清戦争に至る外交 ― 「摩擦」の内実を考える ―
  李 穂枝氏(昭和女子大学・非常勤講師):日清戦争前の清韓関係は強固であったか?
  白 春岩氏(早稲田大学尖端社会科学研究所・招聘研究員):李鴻章の朝鮮観と日本観
 総合討論

〇5月19日(土)
 茂木克美氏(佐野市郷土博物館・主幹):『須永文庫』に関係する甲申政変関係資料の紹介
 松田好史氏(霞会館・非常勤嘱託員):近年における霞会館の史料刊行事業 ―『華族会館報告』と『保科正昭日誌』―

〇7月14日(土)
 海野大地氏(立命館大学院生):北清事変の清国をめぐる「興亜論」の二面性
 柳 英武氏(筑波大学・人文社会系研究員):”戦略的事大外交”アプローチの有効性について考える

〇10月20日(土)
 中野良氏(国立公文書館アジア歴史資料センター・研究員):「軍隊と地域」研究 現状とこれからの課題(仮)
 櫻井良樹氏(麗澤大学・教授):華北駐屯軍をめぐる諸問題

〇12月8日(土)
 萩原稔/伊藤信哉編著『近代日本の対外認識 Ⅰ・Ⅱ』(彩流社、2015年、2017年)の書評会
 第1報告者:熊本史雄氏(駒澤大学・教授)
 第2報告者:酒井哲哉氏(東京大学・教授)
 編著者によるリプライ:伊藤信哉氏(松山大学・准教授)|萩原稔氏(大東文化大学・准教授)
 総合討論

〇1月26日(土)
 伊藤幹彦氏(元中華科技大学・准教授):劉永福の政治思想 ― 盟約思想、宗主国清国思想、外国援助思想 ―
 長瀬大樹氏(中京大学・大学院生):台湾総督府における軍事支援体制
                  ― 「内地人」に対する徴兵制と軍事支援を中心として ―

〇2月16日(土)
 塚本英樹氏(法政大学大学院博士課程修了):第一次世界大戦期における大倉組の対中国投資活動
 吉田ますみ氏(東京大学・大学院生):戦間期における海洋国家日本と大陸

〇3月16日(土)
 藤岡佑紀氏(明治大学・大学院生):北清事変における列国軍の輜重-軍夫と輜重輸卒を中心に―
 船津明生氏(同朋大学・非常勤講師):横浜正金銀行が近代日本に果たした役割
 矢野真太郎氏(早稲田大学・大学院生):「経済提携」をめぐる日中外交―1933~1937-

2017年度研究例会

〇4月15日(土)
 醍醐龍馬氏(大阪大学大学院法学研究科助教):副島外交と日露領土交渉 ― 樺太問題解消への道筋 ―
 小沢洋輔氏(法政大学大学院博士後期課程):副島種臣外務卿の東アジアにおける外交姿勢 ― 副島の対琉球観に沿って ―
〇5月20日(土)
 長佐古美奈子氏(学習院大学史料館学芸員):明治皇室の贈答儀礼に関する一考察―宮内省記録を中心に
〇7月22日(土)
 張礼恒氏(聊城大学教授):李鴻章の“不粘不脱”原則 ― 伝統と現代性の間 ―
 通 訳:郭海燕氏(日本大学教授)
〇10月14日(土)
 書評会:古結諒子『日清戦争における日本外交』(名古屋大学出版会、2016年)
 評 者:佐々木雄一氏(首都大学東京助教)
 宮古文尋氏(上智大学・埼玉大学非常勤講師)
 リプライ:古結諒子氏(日本学術振興会特別研究員(PD)・学習院大学)
〇12月2日(土)
 渡辺千尋氏(お茶の水女子大学基幹研究院 リサーチフェロー/ アジア歴史資料センター 調査員)
  :第一次大戦後中国における日本人の居留地外進出の実態 ― 不平等条約改正交渉の背景として
 三谷 博氏(跡見学園女子大学教授):明治維新とグローバル化
〇1月27日(土)
 張天恩氏(早稲田大学・大学院生):琉球問題をめぐる日清交渉と国際法―国際法論理と冊封朝貢論理の相剋―
 韓相一氏(九州大学・大学院生):明治後期における在韓日本人実業家の活動について
〇2月10日(土)
 前川友太(駒澤大学・大学院生):原敬内閣と審議会 ― 審議会設置の政治的意義について ―
 岡部敏和(中央大学兼任講師):英・仏・蘭三ヶ国条約と「琉球処分」
〇3月17日(土)
 武藤 優(九州大学・大学院生):植民地期朝鮮における郷土芸術の振興と社会教育
 伊藤幹彦(台湾 中華科技大学・前准教授):台湾民主国防衛戦争の意義―台湾民族主義思想を中心に―

2016年度研究例会

〇4月16日(土)
 原剛氏(軍事史学会顧問・元防研戦史部主任研究官):戦史研究を顧みて
〇5月21日(土)
 古結諒子氏(日本学術振興会特別研究員):日清戦争に関する研究史の整理と展望
 鈴木悠氏(ロンドンスクールオブエコノミクス:LSE:国際関係史博士課程):日清戦争とイギリス 1887ー94(仮)
〇12月3日(土)
 ティネッロ・マルコ氏(法政大学HIF奨励研究員・法政大学沖縄文化研究所国内研究員):日本・英国・米国・仏国の外交文書から見る1872年の琉球併合
 トーマス・バレット氏(東京大学大学院博士後期課程):曾紀沢の外交におけるイギリスの関与:イリ条約とトンキン問題をめぐる交渉を事例として
〇1月28日(土)
 譚 謎氏(九州大学大学院地球社会統合科学府):戦時期満州でのエスペラント語普及運動ー活動の実態及び運動の挫折をめぐってー
 吉 辰氏(中国華東師範大学思勉人文高等研究院(博士後期課程)):中国の日清戦争史研究現状
〇2月18日(土)
 賀 申杰氏(東京大学人文社会系研究科日本史学博士課程):日露戦前期における民間企業の艦艇輸出活動
 島田大輔氏(早稲田大学招聘研究員):抗戦期中国における日本専門記者の対日認識―陳博生(中央通訊社日本特派員・総編輯)の軌跡―
 〇3月11日(土)
 張邐氏(早稲田大学社会科学研究科博士課程):1923年「二十一ヵ条要求」の撤廃をめぐる日中交渉について(仮)
 曾寶滿氏(東京大学大学院人文社会系博士課程):大正期陸軍軍人の歴史観- 陸軍幼年学校と陸軍士官学校の歴史教科書からみる-

2015年度研究例会

○4月18日(土)
 野村乙二朗氏(石原莞爾研究者):私の研究活動の軌跡‐石原莞爾研究を中心にして‐
○5月16日(土)
 長谷川怜氏(東京都公文書館・学習院大学):満洲経営論の萌芽ー日露戦争期を中心に
 白田拓郎氏(東洋大学文学部非常勤講師): 「満洲」日本人社会における米穀消費:満鉄消費組合を中心に
○7月18日(土)
 飯森明子氏(常磐大学国際学部・非常勤講師)
 :戦前茨城県央地域の私立女子中等教育と地域社会 ― 水戸常磐女学校・常磐高等女学校関係資料から ―
 崔誠姫氏(一橋大学大学院社会学研究科特別研究員)
 :第二次朝鮮教育令施行期(1922年~1938年)における女子高等普通学校卒業生の進路選択について
○10月24日(土)
 佐々木雄一氏(東京大学大学院):日露戦争と領域拡大の力学
 バールイシェフ・エドワルド氏(筑波大学図書館情報メディア系助教)
 :第一次世界大戦と日本外交 ― 「日露接近」の舞台裏
○ 12月12日(土)
 藤原敬士氏(東京大学学術研究員)
 :広州貿易制度の形成過程にみる清朝政府と商人の関係性について―1750年代の事例からー
 吉塚康一氏(早稲田大学大学院):高木陸郎と中日実業
○ 1月30日(土)
 王萌氏(中国武漢大学講師/東京大学外国人研究員)
 :最近十年間の中国大陸における日中戦争史研究―学術誌『歴史研究』、『近代史研究』、『抗日戦争研究』からみる
〇2月13日(土)
 馬場宏恵氏(法政大学大学院・東京都公文書館):児玉神社 ― 杉山茂丸邸内神社からの変遷 ―
 川島 真氏(東京大学大学院教授)/松金公正(宇都宮大学教授):日清戦争研究の現在 ―シンポジウムに向けて―
〇3月12日(土)
 藤田賀久氏(多摩大学グローバルスタディーズ学部・非常勤講師)
 :同仁会と対華文化事業 ― 1931年の中国大洪水への対策を中心に ―
 長谷川 怜氏(東京都公文書館・学習院大学):満洲経営をいかに宣伝するか ― 満蒙資源館の設置と満蒙学術調査団 ―
 渡邊桂子氏(早稲田大学博士後期課程):日清戦争における「従軍者」の処遇

2014年度研究例会

〇4月19日(土)
 藤田賀久氏((財)日本総合研究所 理事長室付研究員/ 多摩大学非常勤講師)
  :1920年代の中国ナショナリズムと向き合う日本と米国 ― 文化事業の視点から ―
 堀内暢行氏(国士舘大学法学部比較法制研究所特別研究員)
  :満洲事変下における国際交流 ― IPR、第四回会議を中心に ―
〇5月17日 (土)
 石田徹氏(島根県立大学総合政策学部講師):『近代移行期の日朝関係』について
 原田環氏(県立広島大学名誉教授):朝鮮の開国と対外政策
〇7月12日 (土)
 井口和起氏(東アジア近代史学会会長・京都府立総合資料館顧問):東アジア近現代史の可能性
〇10月25日 (土)
 和田春樹氏(東京大学名誉教授、『岩波講座東アジア近現代通史』編集委員)
  :『岩波講座 東アジア近現代史通史』を刊行して ― 刊行意図及び成果と課題について
〇12月13日 (土)
 佐々木揚氏(佐賀大学名誉教授)/青山治世氏(亜細亜大学専任講師)/望月直人氏(京都大学人文科学研究所研究員)
  :「冊封体制」論と「朝貢システム」論
○1月24日(土)
 鈴木隆春氏(独立行政法人国立公文書館・調査員):海軍の歴史編纂と『西南征討志』
○ 2月14日(土)
 趙国氏(早稲田大学大学院文学研究科・博士後期課程)
  :明治10年~20年代における清国人の内地旅行問題と日清条約改正交渉
 岡崎滋樹(立命館大学大学院経済学研究科博士課程)
  :牛から馬へ:植民地台湾の農業旧慣改革-台湾馬政計画(1936年―1945年)を中心に‐
○3月28日(土)
 刁(ディアオ)成林氏(立命館大学経済学研究科博士後期課程)
  :1930年代前半における中国農村経済復興の構想‐上海土布運動と念二運動を中心として‐

   

2013年度研究例会

 ○4月20日第141回月例研究会
  今井貞夫氏(人間・栗林忠道と今井武夫を顕彰する会 副会長):今井武夫史料整理の現状と課題 新たな父 今井武夫イメージ(仮)
 ○5月18日第142回月例研究会
  辻大和氏(学習院大学東洋文化研究所 助教):『李朝実録』普及版の出版経緯について
 ○7月20日第143回月例研究会
  大澤 篤氏(千葉経済大学非常勤講師) :両大戦間期沖縄の農家経済と砂糖需給
  小濱 武氏(東京大学大学院農学生命科学研究科 博士課程):米国統治下沖縄の農家経済と米穀需給 ― 琉球政府米穀買上政策に着目して
 ○10月12日第144回月例研究会
  長谷川貴志氏(駒澤大学大学院 博士課程):戦後日中関係における第四次民間貿易協定の再考
  川島真氏(東京大学 准教授)・許珩 氏(東京大学大学院)<連合報告>:日華断交 ― 実務関係継続と経済関係
 ○12月14日第145回月例研究会
  望月直人氏(千里金蘭大学・非常勤講師):誤訳・偽使から「属国の喪失」言説へ ― 東部アジア国際秩序の変容
  木村幹氏(神戸大学):現代史としての歴史認識問題:どう考えてどう分析するか
 ○1月25日第146回月例研究会
  李仁哲氏(筑波大学大学院人文社会科学研究科国際日本研究専攻・後期博士課程):日華基本条約改訂決定に関する一考察 ○2月15日第147回月例研究会
  麻田雅文氏(東北大学 東北アジア研究センター教育研究支援者):ソ連側から見た奉ソ紛争、1929年―ソ連邦初の対外戦争―
  楊海程(麗澤大学大学院博士後期課程):第1次世界大戦期における中国の帝制運動と日中政治外交
 〇3月22日第148回月例研究会
  塚本英樹氏(法政大学大学院人文科学研究科):第一次世界大戦末期における日本の対中国政策―借款供与問題を中心に―

2012年度研究例会

 ○3月16日第140回月例研究会
  橋上武史氏(中央大学大学院修士課程):天津租界封鎖事件をめぐる日本の対英交渉
  吉岡誠也氏(中央大学大学院博士課程):開港場長崎の警備体制について
 ○2月23日第139回月例研究会
  鈴木祥氏(中央大学大学院博士課程):幕末期の商人領事問題
  宋安寧氏(神戸大学大学院博士課程):戦前日本小学校女教員の「支那満鮮視察旅行」
 ○12月15日第138回月例研究会
  上地聡子氏(早稲田大学国際教養学部助手):移動する「同胞」、連絡する同胞 ― 太平洋戦争終結直後の沖縄人コミュニティ間にみる人・モノ・情報の移動 ―
  金鉉洙(武蔵野大学非常勤講師):日韓会談反対運動と在日朝鮮人社会(仮)
 ○10月13日(土)第137回月例研究会
    塚本英樹氏(法政大学院):対中国借款問題について(仮)
    藤田賀久氏(多摩大非常勤講師):近代日本の対中文化外交 ― 創出と構想過程を中心に
 ○7月14日(土)第136回月例研究会
    野田仁氏(早稲田大学イスラーム地域研究機構): 19世紀後半の新疆における露清間国境について
 ○5月19日(土)第135回月例研究会
    小池康仁氏(法政大学沖縄文化研究所国内研究員): 境界線の変動と私貿易による共同体の連携―与那国島・口永良部島(1949‐51年)を事例として―
    西村一之(日本女子大学人間社会学部講師): 台湾東部漁民の漁撈と移動-東シナ海魚場利用の経験と実践(仮)
   ○4月28日第134回月例研究会
      金容範氏(神奈川大学工学研究科客員研究員):近代韓国の住宅改良運動について

2011年度研究例会

 ○第133回 2012年3月17日
  白春岩氏(早稲田大学大学院博士課程):李鴻章の対日観―「日清修好条規」締結までの経緯を中心にして―
  大庭裕介(国士舘大学大学院博士課程):司法省と自由民権
 ○第132回 2012年2月18日
  麻田雅文(首都大学PD):日本と中東鉄道―「静かなる占領」の水面下で、1931年-1935年―
 ○第131回 2012年1月21日
  宮古文尋(上智大学博士課程):懋勤殿開設案・伊藤博文顧問招聘策と戊戌政変
 ○第130回 2011年12月10日
  吉村道男(元外務省外交史料館専門官):外交史料館で考えたこと
 ○第129回 2011年9月10日
  朴炳渉(竹島=独島問題研究ネット):竹島=独島漁業と領有権問題
  石川文洋(元朝日新聞カメラマン;一九六五年からホーチミン滞在):レンズを通してみたベトナム(戦争)46年
 ○第128回 2011年7月9日
  江永博(早稲田大学大学院):台湾総督府における伊能嘉矩
  友田錫(元産経新聞社サイゴン(旧南ベトナム)特派員):ファン・ヴァン・ドン首相の握手、シアヌーク殿下の叫び
 ○第127回 2011年5月14日
  金奈英(筑波大学院):台湾社会における「朝鮮人」の群像―1910年から1945年までを中心に―
  マーチン・グロスハイム(東京外国語大学アジアアフリカ研究所客員教授):ベトナム戦争下における北ベトナムの政治と文化
 ○第126回 2011年4月9日
  青山治世(学術振興会特別研究員):近代日中の「交錯」と「分岐」の軌跡―領事裁判権をめぐって―
  大橋久利(元毎日新聞サイゴン特派員):クメール・ルージュの今

2010年度研究例会

 ○第125回  11年2月19日
  望月直人(京都大学文学研究科):清朝の「保護」-1880年前後におけるフランスの清越関係観の再検討-
 ○第124回  11年1月22日
  周俊宇(政治大学台湾史研究所修士・東京大学総合文化研究科研究生):国民党・共産党政権の清明節をめぐる政治
  蔡龍保(国立台北大学人文学院歴史学系):「技術立国」から「技術殖民」へ―日本統治時代初期工手学校卒業生の台湾における活動を例に(1895-1905)
 ○123回  10年12月4日
  蔡蕙光(東京大学人文社会系研究科博士課程):明治33年台湾総督府による東亜書院の設立
  金子敦郎(元共同通信サイゴン支局長・現カンボジア教育支援基金会長):ベトナム戦争―ジャーナリストの墓場カンボジア戦線
 ○第122回  10年10月9日
  王鍵(中国社会科学院台湾史研究センター秘書長):近年の中国における台湾史研究
  中島宏(元共同通信社北京特派員):北京から見ていたベトナム戦争
 ○第121回  10年7月10日
  朴俊炯(早稲田大学大学院):日清戦争以後韓国における清国居留地と清国人との雑居問題
  佐々木坦(元共同通信社サイゴン支長):第3勢力は幻だったか?サイゴン陥落前後の政治的人間像
 ○第120回  10年5月15日
  島田大輔(早稲田大学大学院):第二次小村外相期の日土国交締結交渉と宇都宮太郎
  新井道彦(陸将、元西部方面総監):防衛駐在官の見たサイゴン陥落
 ○第119回  10年4月24日
  鈴木哲造(台湾師範大学大学院):医師の階層的社会構造と学歴主義―台湾総督府医院の医務職員人事を事例として―
  麻田政文(日本学術振興会特別研究員(PD)):ロシア側から見た伊藤博文暗殺

2009年度研究例会

 ○第118回 10年3月13日
  井口和起(京都府立総合資料館館長):韓国併合と日本近代史研究
 ○第117回 10年2月27日
  新田龍希(東京大学大学院工学研究系研究科博士課程):日本統治初期台北の都市開発―土地収用政策を中心に―
 ○第116回 10年1月23日
  上野聖薫(愛知学院大学大学院研究員):1860年代初頭の中国における上海欽差大臣の改編論議
  楊子震(筑波大学大学院博士課程):国民政府の対日戦後処理構想―「蒋介石日記」を手がかりに
 ○第115回 09年12月12日
  新城道彦(九州大学韓国研究センター・非常勤講師):韓国併合による王公族の創設とその構成人員
  グレゴリー・クラーク(秋田国際教養大学副学長):ベトナム戦争をふり返る
 ○第114回 09年11月14日
  佐々木坦(元共同通信記者):サイゴン最後の「家族連れ西側記者」
 ○第113回 09年10月10日
  千葉正史(神奈川大学ほか非常勤講師):近代東アジア交通史から見た日本の鉄道国有化
  永井清陽(元読売新聞記者):シハヌークのベトナム戦争
 ○第112回 09年9月26日:大会シンポジウム
  高江洲昌哉(神奈川大学非常勤講師):東アジアの国際秩序と条約体制
  檜山幸夫(中京大学教授):歴史資料セッション
 ○第111回 09年7月11日
  何義麟(台北教育大学台湾文化研究所副教授):台湾における2・28研究の現状と課題
  平敷安常(元ABCサイゴン支局カメラマン):ベトナムの戦争報道Ⅱ
 ○第110回 09年6月30日
  平敷安常(元ABCサイゴン支局カメラマン):ベトナムの戦争報道Ⅰ
 ○第109回 09年5月9日
  永島広紀(佐賀大学):韓国併合に関する研究史整理とその課題
 ○第108回 09年4月11日
  渡邊昌敏(元東京銀行サイゴン支店勤務):銀行マンのみたベトナム戦争

2008年度研究例会

 ○第107回 09年3月14日
  崔誠姫(一橋大学博士後期課程):第二次朝鮮教育令施行期における朝鮮の中等教育
  白佐立(東京大学博士後期課程):日本植民地土地における軍用地の成立―台湾を中心に
 ○第106回 09年2月14日
  塚越俊志(東海大学大学院博士課程):池田横浜鎖港使節団のアジア見聞―横浜からエジプトまで
  高野宏康(神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員):戦間期の環日本海論―永井柳太郎と日本青年党の活動をめぐって
 ○第105回 09年1月10日:『日露戦争と東アジア世界』書評会
  原田敬一(佛教大学)
    稲葉千晴(名城大学)
 ○第104回 08年12月13日
  薄木秀夫(毎日新聞社編集員):和平演変とドイモイ政策
 ○第103回 08年11月8日
  金慶南(韓国・国家記録員/学習院大学外国人特別研究員):韓国の国家記録と民主化
  北畠霞(元毎日新聞社論説委員):アメリカから見たベトナム戦争
 ○第102回 08年10月11日
  櫻井良樹(麗澤大学教授):漢口駐屯の日本陸軍派遣隊と国際政治
  山本哲朗(在日カンボジア王国大使館特別補佐):大川塾生の戦争体験
 ○第101回 08年9月27日
  穴吹充(元東海学園大学人文学部教授):ベトナムと日本―サイゴン陥落のことなど
 ○第100回 08年7月5日
  鈴木楠緒子(山梨県立大学非常勤講師):朝鮮南延君陵墓盗掘事件(1868年)と「帝国創建期」の「ドイツ」司法当局の対応
 ○第99回 08年5月24日
  林理介(元大東文化大学国際関係学部教授):インドシナ戦争の「時代」
 ○第98回 08年4月26日
  渡邊幸治(日本国際交流センターシニアフェロー、国際文化フォーラム理事長):サイゴン陥落のあとさきと、その意味

2007年度研究例会

   ○第97回 08年3月22日
  小笠原強(専修大学東アジア世界史研究センター助手):汪精衛政権と興亜院
  柳英武(筑波大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程):日韓併合と朝鮮半島の中国租界撤廃問題
 ○第96回 08年2月23日
  劉紅(上智大学大学院外国語学研究科博士後期課程)もう一つの講和思想ー日中戦争勃発前後における胡適の講和主張をめぐってー」
 ○第95回 08年1月12日
  鈴木仁麗(早稲田大学教育総合科学学術院助手):満州国における興安局の設置について
  森紀元(元NHKエンタープライズ放送事業局長):サイゴン陥落Ⅱ
  ○第94回 07年12月20日
  友田昌宏(中央大学大学院博士課程):宮島誠一郎の東アジア外交論
   寺島凱男(元毎日新聞社論説委員、神戸国際大学教授):パリ和平交渉
  ○第93回 07年11月10日
   森紀元(元NHKエンタープライズ放送事業局長):サイゴン陥落Ⅰ
  ○第92回 07年10月20日
   柳英武元(筑波大学大学院博士課程):日清戦争後の清の対朝鮮政策―「属国体制維持」と「条約」の相克―  
   金子熊夫(外務省参事官、現東海大学教授):ベトナム戦争―テト激戦からの生還
  ○第90回 07年5月19日
   中江要介(元中国大使):テト攻勢にみたベトナム戦争
  ○第89回 07年4月21日
   木村哲三郎(元アジア経済研究所サイゴン研究員・亜細亜大学教授):戦時下の南ベトナム経済-土地改革と被援助経済の構造

2006年度研究例会

   ○第88回 07年3月24日
  李穂枝(東京大学大学院総合文化研究科博士課程):日清両国の対朝鮮政策―防穀賠償交渉過程(1893年)を中心に―
  横井香織(静岡市立大里中学校教諭):日本統治期の台湾におけるアジア調査
 ○第87回 07年2月17日
  藤枝賢治(駒沢大学大学院研究生):塘沽協定成立後における華北経済進出の模索―開?炭鉱争議と株譲受問題―
 ○第86回 07年1月13日
  小田親(元大南公司、日本工営ベトナム駐在員):終戦直後の日越関係と賠償交渉
 ○第85回 06年12月2日
  王屏(中国社会科学院日本研究所日本政治研究室副室長・研究員):近代日本のアジア主義
 ○第84回 06年11月11日
  野村乙二朗:東亜聯盟協会の改革
 ○第83回 06年10月7日
  小田親(ベトナム研究会会長):日本の対ベトナム賠償に関わって
 ○第82回 06年7月8日
  井川一久(元朝日新聞社サイゴン、ハノイ支局長):インドシナ現代秘話
 ○第81回 06年5月13日
   井川一久(元朝日新聞社サイゴン、ハノイ支局長):ベトナム独立戦争参加日本人 ― ベトナム戦争に直結した「日本人」の足跡 ―
  ○第80回 06年4月8日
   野口真広(早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程):1910年代の内地・朝鮮・台湾の統治方針について ― 大逆事件・寺内統監暗殺未遂事件・羅福星事件の分析を通じて
   堀内暢行(国士舘大学大学院博士課程):戦間期、太平洋問題調査会の実態 ― 1929 年太平洋会議(「京都会議」)を中心に

2005年度研究例会

 ○第79回 06年3月4日
    後藤康行(専修大学大学院文学研究科博士後期課程):上海租界における日本映画の上映からみる中華電影の「映画工作」
 ○第78回 06年2月4日
  饗庭孝典(東アジア近代史学会副会長):私の中のベトナム戦争
 ○第77回 05年6月4日
  千葉功(昭和女子大学人間文化学部):日露戦争研究の現状―日露戦争研究会シンポジウムに参加して
 ○第76回 05年4月16日
  李貞植(常磐大学大学院博士後期課程):旧韓末における宣教政策と教会事情

2004年度研究例会

   ○第75回 05年3月5日
  北野剛(國學院大學大学院博士後期課程):東亜勧業株式会社設立に関する一考察
  古瀬啓之(名古屋大学大学院博士後期課程):英国の東アジア政策(1925年-1929年)― オースティン・チェンバレンの東アジア政策を中心に
  李貞植(常磐大学大学院博士後期課程):韓国近代史におけるプロテスタントの役割
 ○第74回 05年2月10日
  鈴木哲造(中京大学大学院):台湾総督府の衛生政策と台湾行為
 ○第73回 05年1月22日
  岩尾光代(毎日新聞社):日露戦時下の新聞報道に見る日本社会  ― ジャーナリストの視点から ―
  櫻井良樹(麗澤大学外国語学部教授):清国駐屯軍と北清国際社会
 ○第72回 04年12月18日
  川島淳(駒沢大学大学院研究生):日露戦争とサハリン(樺太)の植民地化
 ○第71回 04年11月20日 
  王平(淑徳大学兼任講師):遠のくデモクラシーの足音:1911-1913 ― 第二革命と日英米 ―
  千葉功(昭和女子大学専任講師):帝国主義東北アジア海洋争覇 ― 日清・日露戦争を中心に ―
 ○第70回 04年9月25日
  大谷正(専修大学法学部教授)日露戦争で死んだロシア軍人の墓と記念碑 ― 日本・朝鮮・満州 ―
 ○第69回 04年4月3日
  帰泳濤(早稲田大学大学院博士後期過程):ライシャワーの日本近代化論と日米関係

2003年度研究例会

 ○第68回 04年3月13日
  伊藤真実子(学習院大学大学院博士後期過程):第五回内国勧業博覧会と日露戦争
 ○第67回 04年1月17日
  安村仁志(中京大学法学部教授):日露戦役戦争下の宣教師ニコライ ― 『日記』からみる ―
 ○第66回 03年12月6日
  頴原善徳(日本学術振興会特別研究員):日露戦争と戦時国際法 ― 海戦法規を中心に ―
 ○第65回 03年10月18日
  千葉功(昭和女子大学専任講師):日露戦争と歴史認識
 ○第64回 03年9月29日 
  小林英夫(早稲田大学):汪兆銘研究をめぐって
  劉傑(早稲田大学):汪兆銘研究の成果と現状
  岸陽子(早稲田大学):日本占領下の華文女性月刊誌『女聲』をめぐって
 ○第63回 03年4月19日
  林素味(九州大学大学院比較社会文化学府博士後期課程):日本の台湾統治前期における貧民救助の特質 ― 貧民救済施設を中心に ―

2002年度研究例会

 ○第62回 03年3月15日
  片山慶隆(一橋大学大学院法学研究科博士後期課程):日英同盟締結期から日露開戦までの日本外交と社会 ― 言論界の動向を中心として ―
  三澤真美恵(東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程):30年代国民党の映画政策と「中電」の成立中華民国国民党党史館資料に沿って
 ○第61回 03年1月25日
  鹿島晶子(東京女子大学大学院卒):アジア歴史資料センターについての一考察 ― 外務省記録を中心として ―
 ○第60回 02年11月30日
  楊素霞(神戸大学大学院):日清戦争期における日本の台湾認識 ― 拓殖務省の設置・廃止を中心に
  谷ヶ城秀吉(専修大学大学院):植民地台湾と貿易政策 ― いわゆる「大正南進期」前を中心に ―
 ○第59回 02年10月5日
  菅野直樹(國學院大學大学院):大三輪長兵衛と日韓間非公式交渉ルート
 ○第58回 02年6月15日
  原田環(広島県立広島女子大学):第二次日韓協約について
 ○第57回 02年4月13日
  林詩庭(北海道大学大学院):近代日本の樺太観
  田中裕二(江戸東京博物館):上海牛疫とその取締過程

2001年度研究例会

 ○第56回 02年3月16日 
  青山治世(愛知学院大学大学院):清朝政府による「南洋」調査団の派遣
  高文勝(名古屋大学大学院):北伐期における国民政府の対日政策
 ○第55回 02年01月26日
  小林和幸(駒澤大学):谷干城の非戦論
 ○第54回 01年12月1日
  李英美(法政大学研究員):梅謙次郎の韓国立法事業
 ○第53回 01年10月27日
  清水美樹(早稲田大学大学院):1930年代東北アジアの地域概念
 ○第52回 01年9月29日
  菅野直樹(國學院大學大学院):満州林業をめぐる諸問題
 ○第51回 01年6月2日
  千葉功(昭和女子大学):本多熊太郎『魂の外交』について
 ○第50回 01年4月14日
  櫻井良樹(麗澤大学):辛亥革命時における日本陸軍の出兵計画

2000年度研究例会

 ○第49回 01年3月3日
    藤井賢二(兵庫教育大学大学院):日韓漁業問題とその歴史的背景
  李承機(東京大学大学院):植民地台湾におけるメディア用語の多重構造
 ○特 別 01年2月24日
  趙煥林(遼寧省档案館):遼寧省档案館の史料について
 ○第48回 01年1月13日
  多仁安代(杏林大学別科):日中戦争期の朝鮮・台湾における日本語教育
 ○第47回 00年12月16日
  熊沛(天津社会科学院):30年代の東アジア新秩序への模索
 ○第46回 00年11月18日
  小林英夫(早稲田大学):汪政権と日本占領下の中国
 ○第45回 00年9月30日
  斎藤聖二(茨城キリスト教大学):日清講和会議と直隷決戦 ― 日清戦争の終わらせ方 ―
 ○第44回 00年7月29日
  川島淳(駒沢大学大学院):日露戦後における関東州統治機構創設の経緯 ― 陸軍省軍務局の立案過程を中心として ―
 ○第43回 00年4月15日
  長見崇亮(早稲田大学大学院):満鉄の戦後と技術移転の問題

1999年度研究例会

 ○第42回 00年3月11日
  鈴木楠緒子(名古屋大学大学院):オイレンブルク使節団の研究
 ○第41回 00年2月19日
  林泰弘(東京大学大学院):太平天国とナショナリズム
  小林玲子(一橋大学大学院):間島協約とその締結過程の再評価
 ○第40回 00年1月29日
  カミリ・クルマユフ(国士館大学訪問研究員・新彊大学歴史学部):シルクロードの要衝『新彊』の歴史と文化
 ○第39回 99年12月18日
  河かおる(学習院大学東洋文化研究所):植民地期朝鮮における戦時女性動員と「協力」 ― 雑誌『新女性』の分析を中心に ―
 ○第38回 99年11月20日
  黄紹恒(中華民国政治大学):台湾植民地初期の『利権回収』に関する研究
 ○第37回 99年10月16日 
  王鉄軍(中京大学大学院):1905年日清北京会議について
  鈴木智夫(愛知学院大学):義和団事件謝罪使醇親王載?の訪独
 ○第36回 99年7月17日
  斎藤聖二(茨城キリスト教大学):日清開戦時の運輸と通信
 ○第35回 99年5月29日
  櫻井良樹(麗澤大学):「加藤外交」再考:1909-1924
 ○第34回 99年4月10日
  高江須昌哉(早稲田大学大学院):日本における国民国家編成と島嶼 ― 地方制度を軸にして ―